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平安S2024【推定勝率・全馬解説】

第31回平安S・G3

2024年5月18日 京都11R ダート1900m

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想定馬場・想定トラックバイアス

  • 良 

  • タフ馬場 

  • やや内有利、やや外不利


推定タイム

1.57.5


逃げ馬候補

2.ミトノオー
12.メイショウフンジン


前走不利馬

4.サンデーファンデー
8.スレイマン
13.クリノドラゴン
14.オーロイプラータ
15.ヴィクティファルス
16.バハルダール


予想評価順位・推定勝率


全馬解説

1.テンカハル 牡6
坂井瑠星
57 
出遅れやすく不器用で、少頭数や距離延長ローテ向きの馬。 
前走のブリリアントSは休み明けで本調子になかったし、展開も不向き。 
叩いたがまだ完調ではなさそうだし、距離短縮や多頭数内枠はマイナス。縦長のハイペースが理想。

2.ミトノオー 牡4
松山弘平 57
 
地方の2000mでも好走しているが、本質的には軽い馬場で1800m以下向きの馬。 
前走のマーチSは得意条件で自分の競馬ができたので大幅にパフォーマンスを上げた。 
枠の並びや出脚の速さから今回もハナは切れそうだが、京都や1900m替わりはマイナスに働く可能性がある。

3.メイプルリッジ 牡5
西村淳也 57
 
前走の是政Sは3勝クラスとしては超高レベル勝ち。道悪で時計を詰め、速い上がりを使えたのは収穫。 
能力的にはここでも上位だが、1900mへの距離短縮はマイナスだし、中2週で初めての関西遠征という臨戦過程も不安。

4.サンデーファンデー 牡4
松若風馬 57
 
2走前の伊丹Sは3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。 
前走の平城京Sはハイペース先行で展開不向きだったし、向こう正面で被されて4角後退し揉まれ弱い面を見せた。 
1900mへの距離延長は問題なさそうなのですんなり先行なら巻き返しが見込めるが、多頭数内枠で今回も揉まれるリスクがある。

5.ハギノアレグリアス 牡7
岩田望来 57
 
中央場所の1900~2000mが合う馬。 
2走前のダイオライト記念は地方の2400mという条件が合わず、3走前と前走(チャンピオンズC、アンタレスS)は1800mがやや忙しかった。 
昨年より少し衰えている可能性はあるが、安定感があり1900mへの距離延長はプラス。

6.ハピ 牡5
菱田裕二 57
 
2走前の大坂ハンブルクCは初芝で0.8秒差だったが、直線詰まって不完全燃焼だったので芝の適性が判明しなかった。 
前走の天皇賞春は競走中止したがケガはなかった。 
使い詰めのローテーションは気になるが、能力上位。良馬場のダート1900mは得意条件なので、まともに走れば4走前のアルデバランSと同程度の高いパフォーマンスが見込める。

7.ミッキーヌチバナ 牡6
太宰啓介 57
 
馬群で集中させる形で、時計や上がりが速過ぎない状況が合う馬。 
前走のアンタレスSは重賞としてはやや高レベル勝ち。タフ馬場替わりや急坂でパフォーマンスを上げた。 
引き続きタフ馬場は合うし、血統面で1900mへの距離延長はプラスに働く可能性が高い。底を見せておらず、京都でもある程度上がりが掛かる状況になれば上昇が見込める。

8.スレイマン 牡6
斎藤新 57
 
2走前の門司Sはオープンとしては高レベル勝ち。 
前走のアンタレスSは1800mへの距離延長ローテでハイペースを先行しながら2着に踏ん張る強い内容。 
元々能力は高かったが、ブリンカー装着効果で安定感が増している。1900mは少し長そうなのでハイペースやごちゃつく状況だと不安があるが、すんなり先行なら引き続き高いパフォーマンスが見込める。

9.カフジオクタゴン 牡5
藤岡佑介 57
 
前走の平城京Sは休み明けで完調ではなかった。 
叩いて距離延長はプラスだが、急坂コースの方が合うし常にスタートが課題。不器用なので縦長のハイペースが理想。

10.グロリアムンディ 牡6
幸英明 57
 
右回りの1900m以上で時計や上がりが掛かる状況向きの馬。 
昨年の平安Sは稍重だったが、かなり時計や上がりが掛かる状況がプラスに働き重賞としては高レベル勝ち。 
その後4戦は得意状況ではなかった。 
昨年よりは時計や上がりが速い状況になりそうだが、京都1900m替わりはプラス。

11.ゼットリアン 牡4
和田竜二 57
 
当日輸送で1900m以上が合う馬。 
1800mからの距離延長はプラスだし安定感はあるが、2、3走前(アルデバランS、仁川S)が力負けの形なので大幅な上昇は見込みづらい。

12.メイショウフンジン 牡6
酒井学 57
 
良馬場でごちゃつかない形が合う馬。 
前走のブリリアントSはオープンとしてはやや高レベル勝ち。スローペース逃げで展開が向いた。 
良馬場ですんなり先行なら安定感があるが、今回は距離短縮ローテのうえ内に先行馬が複数いるので前走ほど楽な展開になる可能性は低い。

13.クリノドラゴン 牡6
武豊 57
 
左回りがベターだし、近走の内容から衰えがありそう。大幅な上昇は見込みづらい。

14.オーロイプラータ 牡4
鮫島克駿 57
 
出遅れやすく不器用で、時計や上がりが掛かる状況向きの馬。 
2走前の東海Sは道悪の時計や上がりが速い状況が合わなかったので0.5秒差なら悪くない内容。 
前走の仁川Sも道悪だったし、阪神替わりでパフォーマンスを下げた。 
良馬場や京都替わりはプラス。縦長のハイペースが理想。

15.ヴィクティファルス セ6
池添謙一 57
 
3走前の太秦Sはオープンとしてはやや低レベル勝ち。初ダートで砂被りにも対応し、適性の高さを見せた。 
2走前の東海Sは力負けの形だが、超高速馬場に対応したのは収穫。 
前走のアンタレスSは嫌気がさして惨敗。 
京都替わりでまともに走れば2、3走前と同程度のパフォーマンスが見込めるが、大幅な上昇は見込みづらいし、気性面であてにしづらい。

16.バハルダール 牡5
水口優也 57
 
出遅れやすく不器用で、ごちゃつかない形で上がりが掛かる状況向きの馬。 
2走前の舞鶴Sは今回と同条件で3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。流れが緩んだところで進出して展開が噛み合った。  
前走の仁川Sはゲート裏でテンションが上がって外枠発走になり、ハイペース逃げで自滅しまともに走れなかった。 
立て直して自分の競馬ができれば巻き返しが見込めるが、多頭数で2走前ほど上手く運べる可能性は低い。ごちゃつくリスクが低い大外枠はプラスで、ハイペースが理想。


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