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マイルチャンピオンシップ2024【推定勝率・全馬解説】

第41回マイルチャンピオンシップ・G1

2024年11月17日 京都11R 芝1600m・外

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想定馬場・想定トラックバイアス

  • 良 

  • 高速馬場 

  • コーナーやや外不利、直線やや内荒れ


推定タイム

1.32.6


逃げ馬候補

3.バルサムノート


前走不利馬

3.バルサムノート
8.フィアスプライド
10.レイベリング
15.セリフォス


予想評価順位・推定勝率


全馬解説

1.コムストックロード 牝5
幸英明 56
 
3走前の青函Sはスローペース好位インでロスなく運び展開が向いた。 
2走前のしらかばSはスローペース中団4頭分外でかなりロスが生じてパフォーマンスを下げた。 
前走の富士Sは左回り替わりが良かったし、1600mをこなせてパフォーマンスを上げた。  
京都外回りも対応可能だが、前走が力負けの形なので大幅な上昇は見込みづらい。

2.ブレイディヴェーグ 牝4
ルメール 56
 
これまで全レース出遅れており、スタートが課題の馬。 
3走前の23年ローズSはやや忙しい1800mで出遅れたが、ハイペース後方で展開が向きパフォーマンスを上げた。 
2走前の23年エリザベス女王杯はG1としては低レベル勝ち。出遅れたが、距離延長ローテの内枠で流れに乗れてパフォーマンスを上げた。 
前走の府中牝馬Sは重賞としてはやや低レベル勝ち。休み明けだったしやや忙しい1800mで出遅れたが、広いコースの縦長でごちゃつかない形になったのが良かった。  
叩いて良化。底を見せていないが今回も出遅れる確率が高いし、距離短縮ローテ1600mの内枠でごちゃつく形だと追走面で忙しそう。縦長のハイペースでごちゃつかない形が理想。

3.バルサムノート 牡4
北村友一 58
 
折り合いと右にモタレる面に課題があり、少頭数の左回りが理想の馬。 
3走前の京王杯SCは外枠で出遅れて掛かり、外を回るロスも生じた。 
2走前の朱鷺Sはオープンとしてはやや低レベル勝ち。ベスト条件の左回り1400mだったし、内枠からスタートを決めて折り合いパフォーマンスを上げた。 
前走の富士Sは距離延長ローテや大外枠からの逃げでかなり掛かったが、1600mはこなせた。  
右回り替わりはマイナスだが、内枠から楽に逃げられそうなメンバー構成はプラス。緩い流れで控えると掛かるリスクが高いが、すんなり逃げられれば上昇が見込める。

4.ナミュール 牝5
C.デム 56
 
4走前の23年マイルCSはG1としてはやや低レベル勝ち。右回りの大外枠が課題だったが、壁を作って折り合えたのが良かった。 
2走前のヴィクトリアマイルはドバイ遠征後で完調になく、出遅れや左にモタレる面も響いて力を出し切れず。 
前走の安田記念は叩いて良化し、パフォーマンスを上げた。 
左回りがベターだが京都も対応可能なので、折り合ってスムーズなら昨年と同程度のパフォーマンスが見込める。

5.ジュンブロッサム 牡5
戸崎圭太 58
 
軽い馬場で直線の長いコースが合う馬。 
3走前の水無月Sは条件が良く、3勝クラスとしては高レベル勝ち。  
2走前の関屋記念も条件は良かったが、出遅れてスローペース後方からになり、展開不向きで内容は良かった。 
前走の富士Sは重賞としては水準レベル勝ち。条件が良く、スタートを決めて流れに乗りパフォーマンスを上げた。  
底を見せていないが、前日雨が降って前走よりタフな馬場になるのはややマイナスだし、大トビなので緩い流れの内枠でごちゃつく形になると良くない。スタートを決めてスムーズに運べる形が理想。

6.オオバンブルマイ 牡4
武豊 58
 
道悪や上がりが掛かる状況が合う馬。 
2走前のキーンランドCは休み明けだったし、良馬場の1200mも忙しかったが0.2秒差と好内容。 
前走のスプリンターズSは超高速馬場の1200mが忙しかったし、直線ややスムーズさを欠いて少しパフォーマンスを下げた。 
追走面で距離延長はプラスだし、前走よりはタフな馬場になるのもプラス。スムーズなら上昇が見込める。

7.マテンロウスカイ セ5
横山典弘 58
 
2走前の毎日王冠はスローペース後ろ目インから直線内を突いて詰まって不完全燃焼。スムーズなら上位争いできた可能性が高い。 
前走の天皇賞秋は2000mへの距離延長ローテが課題だったが、内枠で折り合いロスなく運べてパフォーマンスを上げた。  
折り合い面に進境を見せて安定感が増しているし、1600mへの距離短縮もプラスで上昇が見込める。ある程度上がりが掛かる状況が理想。

8.フィアスプライド 牝6
シュタル 56
 
3走前のヴィクトリアマイルはハイペース先行で展開不向きながら0.2秒差と好内容。 
2走前の安田記念は3番手で外を回るロスがありながらパフォーマンスを上げた。 
前走の府中牝馬Sは休み明けだったし、距離延長ローテでやや掛かりパフォーマンスを下げた。  
叩いて良化し、距離短縮もプラスなので上昇が見込める。

9.ニホンピロキーフ 牡4
田口貫太 58
 
道悪得意で、時計や上がりが掛かる状況が合う馬。 
近3走(中京記念、ポートアイランドS、カシオペアS)は悪くない条件だったので力負けの形。  
良馬場の1600mは少し忙しいし、底を見せているので大幅な上昇は見込みづらい。

10.レイベリング 牡4
津村明秀 58
 
折り合いに課題があり、速い流れや小回りの内枠で上がりが掛かる状況向きの馬。 
2、3走前はやや掛かったし、1200mで上がりが速い状況も合わなかった。 
前走の信越Sはオープンとしてはやや低レベル勝ち。内枠でもやや掛かったが、1400mの淀みない流れで上がりが掛かる状況が良くパフォーマンスを上げた。  
スタミナ面で1600mはこなせるが、距離延長ローテや外回り替わりで流れが緩むと掛かって自滅するリスクが高い。淀みない流れで壁を作れる形が理想。

11.チャリン 牡4
ムーア 58
 
海外馬。 
ここでは能力最上位。血統面で日本の馬場も良さそうだが、京都コースへの対応が課題となる。

12.アルナシーム 牡5
藤岡佑介 58
 
右回り1800mがベストの馬。  
2走前の中京記念は重賞としては水準レベル勝ち。ベスト条件で内枠も良くパフォーマンスを上げた。 
前走の富士Sは久々や不向きの左回りで少しパフォーマンスを下げたが、1600mで前に行けたのは収穫。  
1600mで時計や上がりが速い状況だと少し忙しいが、叩いて右回り替わりはプラス。

13.ソウルラッシュ 牡6
団野大成 58
 
3走前のマイラーズCは重賞としてはやや高レベル勝ち。得意の道悪でパフォーマンスを上げた。 
2走前の安田記念も道悪が良かったが、東京で上がりが速い状況に対応できたのは収穫。 
前走の富士Sは休み明けや良馬場替わりで少しパフォーマンスを下げた。  
叩いて良化。安定感があって崩れにくいし、前日の雨や前走よりタフな馬場替わりもプラスなので上昇が見込める。

14.ウインマーベル 牡5
松山弘平 58
 
器用さがあり、良馬場の内枠なら崩れにくい馬。 
3走前の高松宮記念は外枠でもロスは生じなかったが、道悪が響いた。 
2走前の京王杯SCは重賞としては水準レベル勝ち。ゲート最後入れでスタートが決まったし、良馬場替わりで本領発揮した。 
前走のスプリンターズSは奇数番でもスタートが決まり力負けの形。  
1600mは少し長そうだし、外枠替わりもマイナスで上昇は見込みづらい。

15.セリフォス 牡5
川田将雅 58
 
折り合いや左にモタレる面に課題がある馬。 
2走前の安田記念は外枠で道中と直線左にモタレる面があり、パフォーマンスを上げられなかった。 
前走の富士Sは休み明けだったし、後ろ目馬群でかなり掛かり直線左にモタレ気味で少しパフォーマンスを下げた。  
叩いた上積みはありそうだが、外枠替わりで掛かったりモタレるリスクが高まる。昨年は11番枠でも壁が作れず相当掛かって自滅したので、下げて内に入れる乗り方をする可能性が高い。ハイペースで壁を作れる形が理想。

16.タイムトゥヘヴン 牡6
柴田善臣 58
 
出遅れやすく不器用で、急坂や上がりが掛かる状況が合う馬。 
3走前の関屋記念は平坦が合わなかったし、出遅れてスローペース後方で展開も不向き。 
2走前の京成杯AHも出遅れたが、中山替わりや淀みない流れでパフォーマンスを上げた。 前走の富士Sは道中と直線左にモタレ気味でパフォーマンスを下げた。 
右回り替わりはプラスだが、直線平坦の京都で大幅な上昇は見込みづらい。ハイペースが理想。

17.エルトンバローズ 牡4
西村淳也 58
 
小回りや内枠で上がりが速過ぎない状況が合う馬。  
2走前の中京記念は小回り替わりで上がりが掛かる状況が良かったし、ハイペース早目先頭で上位2頭より強い内容。 
前走の毎日王冠は東京で上がりが速い状況が合わなかったが、スローペース2番手で展開が向いた。  
叩いて良化。器用さを生かしたいタイプなので大外枠はマイナス。前に行って内に入れる形なら悪くないが、スタートに課題があり、緩い流れで外を回る形や上がりが速い状況になると良くない。すんなり先行か、淀みない流れで上がりが掛かる状況が理想。


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山口吉野@プロ競馬予想家
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