ダービー卿チャレンジT2024【推定勝率・全馬解説】
第56回ダービー卿チャレンジT・G3
2024年3月30日 中山11R 芝1600m
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想定馬場・想定トラックバイアス
稍重
標準馬場
やや外不利
推定タイム
1.33.2
逃げ馬候補
9.セッション
10.エエヤン
13.クルゼイロドスル
前走不利馬
1.ダディーズビビッド
6.インダストリア
9.セッション
10.エエヤン
13.クルゼイロドスル
14.キミワクイーン
予想評価順位・推定勝率
全馬解説
1.ダディーズビビッド 牡6
三浦皇成 57.5
左にモタレる面に課題があり、1400mの内枠で上がりが速過ぎない状況が理想の馬。
2走前の阪神Cは条件は良かったが、7ヵ月の休み明けが響いた。
前走のオーシャンSは道悪や外枠が合わなかった。
今回は内枠はプラスだが1600mはやや長く、前日に雨が降った馬場も割引。
2.パラレルヴィジョン 牡5
戸崎圭太 57
スタートが課題の馬。
前走のニューイヤーSはオープンとしてはやや低レベル勝ち。スタートが決まったし、内をロスなく運べて展開が向いた。
1600mはやや忙しいので、上がりが掛かりやすい中山で前走よりタフな馬場になりそうなのはプラス。まだスタートの不安はあるが、内枠でスムーズに運べれば上昇が見込める。
3.ラインベック セ7
石橋脩 57
軽い馬場でごちゃつかない状況向きの馬。
3走前の関屋記念はすんなり先行して0.1秒差3着と好走。
2走前の京成杯AHは時計が速過ぎる馬場の外枠でロスが生じた。
前走の東風Sは休み明けや荒れ馬場が響いた。
叩いてスムーズに運べれば上昇が見込めるが、前日に前が降った馬場はマイナス。
4.タイムトゥヘヴン 牡6
北村友一 57
出遅れやすく不器用な馬。
2走前の京都金杯は時計や上がりが掛かる状況は良かったが、出遅れて4頭分外を回るロスが生じた。
前走の中山記念は道悪で上がりが掛かる状況が良くパフォーマンスを上げた。
底を見せているが上がりが掛かりやすい中山1600mは合うし、前日に雨が降った馬場もプラス。ハイペースが理想。
5.アスクコンナモンダ 牡5
岩田望来 57
3走前の京成杯AHと2走前のキャピタルSは高速馬場のスローペース外枠で状況や展開が不向き。
前走の東京新聞杯も東京の超高速馬場という条件は合わなかったが、内をロスなく運べて展開が向いた。
中山は問題なく、前日に雨が降って近3走よりタフな馬場になりそうなのはプラス。
6.インダストリア 牡5
石川裕紀 58
2走前の京成杯AHは久々で完調ではなかったし、時計が速過ぎる状況も忙しかった。
前走のスワンSは1400mがやや忙しかったし、後ろ目4頭分外でかなりロスが生じたうえ3角で外に振られるロスもあり、外枠が敗因で悲観する内容ではない。
1600mへの距離延長や近2走よりタフな馬場になりそうなのはプラスだし、折り合い面で内枠もプラス。器用さに欠ける面があるのでハイペースが理想。久々で完調ではなさそうな点は割引。
7.ディオ 牡5
北村宏司 57.5
時計や上がりが速過ぎない状況が合う馬。
2走前の斑鳩が3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。
前走の東風Sがオープンとしては水準レベル勝ち。
課題だったスタートや折り合いに進境を見せて安定感が増しているし、引き続き非高速馬場で急坂の中山は合う。底を見せていないので上昇が見込める。
8.アルナシーム 牡5
横山和生 57
折り合いが課題の馬。
3走前のカシオペアSは距離短縮ローテの1800mで折り合い、オープンとしては水準レベル勝ち。
2走前の京都金杯は外枠で掛かって距離ロスも生じた。
前走の小倉大賞典は距離延長ローテでもハイペースで折り合い、パフォーマンスを上げた。
前走が力負けの形だし1800mベストなので大幅な上昇は見込みづらいが、時計や上がりが速過ぎない状況なら1600mも合う。
9.セッション 牡4
横山武史 57
2走前のキャピタルSはスローペース後ろ目外で展開不向きだったので悲観する内容ではないし、壁がなくても折り合えたのは収穫。
前走の京都金杯はハイペース単独2番手で展開不向きだったが、淀みない流れで上がりが速過ぎない状況が良くパフォーマンスを上げた。
上がりが掛かりやすい中山は合いそうで、普通の展開なら上昇が見込める。
10.エエヤン 牡4
M.デム 57
折り合いが課題の馬。
2走前の阪神Cは1400mで折り合えたが、ハイペース先行で展開不向き。 前走の中山記念は距離延長ローテの1800mでかなり掛かって自滅。
距離短縮ローテで非高速馬場の中山1600mはベスト条件なので、折り合えれば上昇が見込める。流れが緩むと掛かるリスクが高いので、淀みない流れや楽逃げが理想。
11.ニシノスーベニア 牡5
大野拓弥 56
スタートや折り合いが課題の馬。
前走の幕張Sは3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。道悪の中山1600mが合っていたし、スタートが決まって内をロスなく運び展開も向いた。
引き続き条件は合うがこれまで内枠に恵まれているレースが多く、頭数増の外目の枠替わりで出遅れたり流れが緩むとパフォーマンスを下げる可能性が高い。淀みない流れが理想。
12.グランデマーレ 牡7
田辺裕信 57
折り合いが課題の馬。
2走前の信越Sはかなり掛かっていたし直線仕掛けも遅れたが、能力上位で2着。
前走のオーロCはオープンとしては水準レベル勝ち。壁が作れずやや掛かったが、能力上位で勝った。
1400mの内枠でも掛かっているので、距離延長ローテや外目の枠替わりはマイナス。折り合えれば1600mもこなせるが、自滅するリスクがかなり高い。ハイペースで壁を作れる形が理想。
13.クルゼイロドスル 牡4
津村明秀 56
折り合いが課題の馬。
2走前のファイナルSはハイペース大逃げでクビ差2着に踏ん張るかなり強い内容。
前走の節分Sは3勝クラスとしては水準レベル勝ち。逃げた後の大外枠という厳しい状況で前半壁を作れずやや掛かったが、能力上位で勝った。
能力の割にハンデが軽く、中山も合うので上昇が見込める。外枠で流れが緩むと掛かるリスクが高いので、淀みない流れやすんなり先行が理想。
14.キミワクイーン 牝5
菅原明良 55.5
前走のオーシャンSは4頭分外でロスが生じ、4角接触する不利もあった。
今回も外枠で距離ロスが生じるリスクが高いし、スタミナ面で1600mも長い。
15.レイベリング 牡4
丹内祐次 55
折り合いに課題があり、上がりが掛かる状況向きの馬。
前走の戎橋Sは条件が良く、3勝クラスとしては水準レベル勝ち。
底を見せず能力的には通用するが、距離延長ローテの外枠だと掛かって自滅するリスクが高い。淀みない流れで壁を作れる形が理想。
16.ドルチェモア 牡4
内田博幸 56
スタートと折り合いが課題の馬。
前走の東京新聞杯は超高速馬場で大きく出遅れたのが響いた。
中山の非高速馬場替わりはプラスだが、常に自滅のリスクがありあてにしづらいし、大外枠で距離ロスが生じるリスクも高い。
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