山口一弥(元映像配信会社勤務)の不思議な実体験。
山口一弥です。映像会社での勤務経験と、エンジニアとしての技術があります。
今日は私の身の回りで起きた不思議は出来事をご紹介します。
私には、忘れられない不思議な体験があります。ある日の夜、私は友人と一緒に近くの山へハイキングに出かけました。天気は良く、星空の下での夜のハイキングを楽しみにしていました。山の頂上からの景色は素晴らしく、夜空に輝く星々を眺めながら、少しおしゃべりをしていたところです。
ふと、友人が「ちょっと待って、何か聞こえない?」と言いました。静かな夜、確かに何か微かに聞こえているようでした。最初は風の音かと思いましたが、どうやら何かの声が聞こえるようです。私たちは周囲を見回し、声の正体を探ろうとしました。しかし、そこには私たち以外の人影はありませんでした。
「もしかしたら、誰かがキャンプしているのかも」と私は言いました。しかし、周囲にはテントも明かりも見当たりません。声は次第に大きくなり、何かの歌のようにも聞こえました。私たちは興味を持ち、声の方向に向かって歩き始めました。
声がする方へ進むにつれて、何か引き寄せられるような感覚を覚えました。まるでその声が私たちを呼んでいるようで、気がつけばいつの間にか山の奥深くへと足を進めていました。周囲は暗く、道も不明瞭でしたが、恐れを感じることはありませんでした。むしろ、声が心地よく、どこか懐かしい響きを持っていると感じていました。
しばらく進むと、少し開けた場所に出ました。そこには小さな泉があり、その周りには幻想的な光が漂っていました。その光は、まるで星屑が地面に落ちたように見え、周囲の木々も微かに光を反射していました。泉の水は澄んでいて、青白い光を放ちながら静かに流れていました。
その瞬間、声は泉の近くから聞こえてきました。そこには一人の女性が立っており、彼女は美しい白いドレスを着ていました。彼女は優雅に歌っており、私たちの存在に気づくと微笑みました。彼女の目は深い湖のように美しく、何か不思議な力を感じました。
「ここはどこですか?」と私は思わず尋ねました。しかし、彼女は言葉を発することなく、ただ微笑み続けました。友人と私は、その美しい光景に圧倒され、しばらくの間、ただ立ち尽くしていました。時間がどれだけ経ったのかも分からないまま、ただその瞬間を楽しむだけでした。
やがて、友人が「帰らなければならない」と言い出しました。私も現実に戻るべきだと感じました。そこで、私たちはお礼を言い、その場を後にしました。振り返ると、彼女はまだそこに立っており、優雅に微笑んでいました。私たちはその光景を心に刻みながら、山道を下りました。
その夜の出来事は、今でも鮮明に思い出されます。あの泉や彼女の微笑みは、夢の中の出来事のようでありながら、確かに現実に起こったことでした。あの不思議な体験は、私にとって単なる思い出ではなく、何か特別な意味を持っているように感じます。
不思議な出来事には、時に目に見えない力が働いているのかもしれません。あの山の頂上での体験は、私にとっての神秘であり、忘れがたい実体験となりました。この不思議な出来事を通じて、私は人生における神秘や未知の存在に対する興味が深まりました。そして、何が本当に現実なのか、何が夢なのか、その境界が曖昧になることもあるのだと感じています。