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間取りと空間の提案にスキップフロアのある家、空間をつなげて視覚から広さを意識的にイメージすることができるように、傾斜地や狭小地、建蔽率の不利な条件を好条件に変換する設計。

部屋の一部に

スキップフロアを用いることで

視覚的な広がりが

生まれるということ。


リビングアクセス階段の踊り場を4.5帖の空間を設けてリビングの吹抜けを介して
一体的に空間が繋がるスキップフロアの提案事例


空間をつなげて

意識的に広さを感じる室内に。


一般的には

階ごとにフロアが

分かれるのですが

床の高さを半階ずらして

配置する間取り。


つまり一階から半階あがって

1.5階としてもう一階あがって

2.5階という風に

半階ごとにゆるやかに

つながりを設計する間取り。


階段が部屋の一部となり

視線が斜めに伸びることで

狭さを感じない錯覚を生み出します。


矩形の対角線をイメージすると

わかりやすいともいます。


2Dですが3Dに置き換えると

より分かりやすいかと思います。


階段周囲に部屋を配置する

という考え方もありますが

階段の途中に設ける

踊り場をあえて部屋のように

拡張して

LDKなどの空間と

吹き抜けを介して

つながる空間のデザイン提案。


そうすることで

階段は部屋の一部となりつつ

フリースペースのように

自由に使うことができる

領域となり

部屋がひとつふえるような間取りに。


当然その下部にも空間ができるので

部屋が増えつつ

空間が拡張するという効能。


そういった空間の効能を

どのように

暮らしの価値観に沿わせて

設計するのかによって

暮らし方も

過ごしやすさも変化します。


視覚的な効果だけではなくて

過ごす空間と時間を

どのように考えて

デザインするのかで

暮らす空間の質も変わります。


暮らしの質を

丁寧に考えてみませんか。


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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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