軒を深く姿勢を低く考える平屋の家、過ごし方をイメージしつつ暮らしの趣と共に暮らしの環境を整える平屋建ての家だから考える事の出来る優位性を設計の中に組み込みながら。
平屋、ということだけに留まらない
暮らしの設計。
※平屋建ての家計画検討・軸組プロポーション検討模型
ご相談をいただいた際に
敷地に恵まれて、
平屋のご相談をいただく際には
平屋ということだけに留まらず
できるならばもうひとつ
屋根を低くしたいと思います。
機能的には雨の日、
雨傘を頭に引き寄せるように
低く持てば、
足元まで濡れにくいように
低い屋根が雨から建物を守る。
夏の暑い日、
日傘を低く持つほど
体にたくさん日影が落ちるように
低い屋根が建物に日影を落とす。
気持ちの面では
軒先に手が届くほどであると、
そのように守られている感じがするからなのか
屋根に包まれている安心感がある。
そして住まいは、
自分自身の服装よりも、
もっといつも人目にさらされるものだから、
建物自身の身だしなみとして、
低く、華美でなく、
品のある佇まいにと思います。
実は高くするよりも、
低くする方が詳細な設計検討が必要で
日常に不便があるようでは
もちろんだめだし
地味だが大事なことでは
屋根裏に配管配線通せない、
窓の上の外壁を張れない、
法適合とか。
ひとつひとつ丁寧に解くように。
出来上がってみれば
何事もなかったように
低い屋根に包まれた住まいが、
地に根付くように建つ。
そういった観点も
平屋の家には意識を持っています。
提案の中で様々な要素を
いつも考えています。
暮らしを穏やかに感じることが出来る
住まいとなるように。
丁寧な暮らしが生まれる
空間要素を大切に。
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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