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美容に興味がない人も使いたくなる、化粧品のおもしろ商標


センスあるネーミングの化粧品は気になる

 この頃は、女性だけでなく男性でも、化粧やスキンケアに関心を持つ人が多いようです。
 私はそういったものを買う頻度は低く、お金を使うのが惜しいとさえ思うことがあります。
 しかし、面白い名前の化粧品やスキンケア用品があると、つい手に取ってしまいます。
 というわけで、化粧品・スキンケア用品のおもしろ商標を集めました。

1.全⼈類リップ(商標登録第6546513号) 指定商品「リップクリーム」ほか

 壮大なスケールのリップクリームだな、と思わせる商標です。
 全ての人類の唇をケアできるということでしょうか。
 こちらは、期間限定で販売されていた、男女兼用の色つきリップクリームです。
 化粧品コーナーに並んでいたら、とても目を惹きそうですね。

2.楊貴妃も嫉妬する(商標登録第6728445号) 指定役務「せっけん類の⼩売等役務」ほか

 相当な美人になれそうだな、と感心させる商標です。
 こちらは、烏骨鶏の成分を使用した石鹸類を販売する会社の商標です。
 烏骨鶏は、楊貴妃が美容のために愛用したと言われています。
 なお「小売等役務」とは、ネット通販やコンビニといった、商品を顧客に商品を売るサービスを指します。
 正確には「小売及び卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」と言います。

3.おふとんパウダー(商標登録第6696532号) 指定商品「化粧品」ほか

 どういうフェイスパウダーなんだ、と気になる商標です。
 少なくとも布団に使うものではなさそうです。
 詳細は不明です。
 おふとんのように軽い、若しくはふわっとしているのが特徴の白粉と思われます。

4.これでも塗っとけ(商標登録第6893541号) 指定商品「化粧品」

 ずいぶん投げやりだな、という印象を受ける商標です。
 ぶっきらぼうに聞こえる一方、「これ塗っとけば大丈夫だから」という頼もしさにも解釈できます。
 詳細は不明です。
 化粧水やクリームの成分がひとつになった、オールインワンのスキンケア用品と思われます。

まとめ

化粧品のイメージ

 今回は、化粧品・スキンケア用品の商標で一風変わったものを紹介しました。
 化粧品・スキンケア用品の商標は基本的に、可愛らしい響きのものや清潔感のあるものが多いです。
 そのため食品などと比べて、笑いを誘うネーミングや想像力をかきたてるネーミングは見つかりにくい印象を持ちました。
 しかし、需要者が拡大していることを考えると、これからネーミングの傾向が変わるかもしれません。楽しみですね。


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