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アメリカの特許事務所の方を東京案内した話
シアトルの特許事務所の方とはとバスで観光
4月下旬の土曜日、外国の方を観光案内しました。
私の勤務する会社とつながりのある、アメリカ・シアトルの特許事務所の方々です。
例えば、アメリカで「日本に特許出願したい」人がいる場合にこちらで必要な手続きを行ったり、日本で「アメリカで特許出願したい」人がいる場合にその特許事務所に手続きをお願いしたりします。
観光案内したのは上司と私の2人、来日されたシアトルの特許事務所の方々は7人でした。
はとバスで、皇居→ヒルトン東京ベイ(ランチ)→浅草寺を巡りました。
迷子にならないよう監視しつつ、観光地の雑学を喋る
私に課された使命は、「迷子にならないように、最後尾で皆さんを見張る」ことと、「観光地の雑学を英語で話す」ことの2つです。
バスに乗った時は全員揃っているかをチェックし、降りてからは誰かがはぐれていないか後ろから確認しました。
バスに乗っている最中は、はとバスで巡る場所や、通過する有名なスポットの知識を話しました。
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通過したスポットとしては、国会議事堂、東京タワー、レインボーブリッジ、夢の島、東京スカイツリーなどがあります。
観光案内の難しさを痛感する
ふたつの使命のうち、「迷子にならないように、最後尾で皆さんを見張る」に関しては、クリアできました。
特に浅草寺の人混みは凄まじかったですが、私の見張りによってはぐれることなく境内を歩くことができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715643974018-4JTuGXPiFm.jpg?width=1200)
一方で、「観光地の雑学を英語で話す」については、話し方がたどたどしくなってしまった、という心残りがあります。
巡る場所や通過する場所の知識は、事前に調べて英訳し、wordにまとめておきました。
それでも、通過すると聞いていなかった有名スポットがあった際などに、準備だけでは対応できないこともあります。
特に心残りだったのが、浅草のアサヒビール本社ビルについての説明です。
そこを通過することは事前に知らず、バスが付近に来たときに知識を英訳して説明しました。
「有名なビール会社のオフィスビルです」「あの金色のオブジェは、炎を表現したものです」とまでは説明できました。
しかし、「多くの人が、あのオブジェを『うんこに似ている』と言います」と説明しようとしたものの、「こんなこと言ったら不快に思われるかな」と戸惑いが生じて、黙ってしまいました。
変な間が空いてしまい、「面白い形ですね」とあちらの方に言われて、ようやく我に返りました。
不自然な態度になるよりも、話した方がよかったかもしれません。
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1715644217923-qp5ssot3kk.jpg?width=1200)
来日された皆さんは、王道の東京巡りをとても楽しんで下さいました。
私自身も、東京の観光地を調べたり巡ったりして、新たな発見がありました。
心残りはありますが、東京案内してよかったと満足できました。