iPad pro9.7inchとapple pencilで授業ノートを取ろう
はじめまして。Yamaguchiと申します。何かを人に伝えることが致命的に下手なことを先日改めて実感したので、練習のために何か人に読まれるための文章を書いてみようと思います。話題は何でもいいのですが、せっかく読む人がいるのであれば、少しでも役に立つようなことを書いてみようと思います。
表題にある通り、この文章ではiPad pro9.7inchとapple pencilを使って大学の授業のノートをとったときの利点や弱点を説明いたします。さまざまな事情によりわたしはもう何年も大学生をやっているのですが、発売日にiPad proとapple pencilを買ったので、これらを使ってノートを取ろうと考えました。実際にどのように使っているのかを説明します。
SIMフリー版iPad pro9.7inch128GBとapple pencil
・用意するもの、アプリなど
表題にあるんだからiPad pro9.7inchとapple pencilは当然です。ノートやメモを取るアプリは検索すれば山ほど出てくるのですが、自分はマイクロソフトのOneNoteというアプリを使っています。
なぜなのかというと、1. 無料である、2.マイクロソフトのアカウントと紐づけると同社提供のクラウドサービスである”OneDrive”との連携がされる、という2点です。
1に関しては、言うまでもなくお金がかからないというのもあるし、もしかすると、学生はクレジットカードを持ってなくてアプリを買うのが面倒なこともあります。2に関しては、クラウドで連携させることによって、iPadで書いたノートをパソコンで整理することが容易になります。また、自分は友達がいないのですが、ほかの人にノートを見せるときにわざわざコピーしなくても、OneDriveに招待すれば簡単にノートのデータが移せます。さらに、こんな人はほとんどいないと思いますが、自分はsurface pro3も持っているので、どっちかが調子が悪くなった時に即座にもう片方でノート取りを続行できます。
iPadで書いた内容がsurfaceに同期される様子。2倍速で編集。無音です。画面の色合いを見るとTrueTone display機能がよくわかります。
・OneNoteでノートを取ろう
この画像は自分が使っているiPad版OneNoteの画面です。汚い文字だなぁ。使い方は見ればわかるでしょう。こんな感じで数式も普通に書けますし、図も書けます。紙のノートと比べての利点としては、色を変えるのにわざわざペンを持ち替えなくてもさっと変えられます。また、数学の授業で式が異常に長くなって書ききれなくなっても、指でスクロールすれば右方向下方向には無限に書く領域が広がります。さらに、自分はものを管理するのが苦手で紙のノートをよく紛失するのですが、OneDriveでクラウド管理すればなくす心配はありません。
気になる電池もちですが、iPad proの電池持ちはかなり良く、100%の状態から朝から18:00までのフルコマ授業でフル活用しても30%ほどは残ります。授業中はノートをとるためにほとんどずっと画面が点灯しているので驚異的です。
弱点としては主にapple pencilの問題が挙げられます。1.iPad proもapple pencilも値段が高い、2.apple pencilの電池持ちが悪い上、充電方式がiPad proのlightning端子に接続する形になるので見栄えが悪く、折れてしまう危険がある、3.surfaceペンに比べてapple pencilは値段が倍なのに機能が劣っている、というところでしょうか。
1に関してはそのままです。Air2に比べて値上がりしてしまいました。メインとして使っていた第三世代iPadが限界になったので、高いけど我慢して24回分割で買いました。2に関しては、このページを見てもらえばわかるでしょう。3.に関しては、surfaceペンは短くて取り扱いしやすいし、ボタンが2つついていて消しゴムや投げ縄選択機能が一瞬で呼び出せるし、単6電池という特殊な電池を使うもののバッテリー持ちが公称6か月と段違いだし、そもそもsurfaceペンは付属品なので買う必要はない(ペンのバラ売りはしているので価格はそれを基準にした)、にもかかわらずapple pencilは別売りで1万円以上出させるので割とどうしようもありません。
・おわりに
読みにくい文章をここまで読んでいただきありがとうございます。盛り込むべき内容はもっとたくさんあると思うのですが、長くなってきたのでこれで一区切りします。パワーポイントを使う授業でも、資料がアップロードされていればOneNoteに資料をとりこんでメモを書けますし、ない場合でもスライドをiPadのカメラで撮影して取り込めます。勇気がいりますが。ちなみにノートをとるときに邪魔になるのでSmart Keyboardは必要ありません。Bluetoothキーボードを買うようにしましょう。
不具合などももちろんありますが、iPad pro9.7inchは教育に最も適したiPadだと思います。
・頂いたコメントへの返信
>iPadとapple pencilならではの特性について。
他のタブレットと比較してのiPadの利点としては、1.ファンレスであること、2.電池持ちがいいこと、3.iOSデバイスは安定性が高いこと、の3点があげられます。apple pencilのいいところは正直マジで思いつきません。過去に集めたアプリがあったのと、iOSデバイスはやっぱり持っておきたいという考えからiPadを購入したのですが、iPadに字をまともに書けるペンがapple pencil以外に候補が思いつかなかったのでapple pencilを買いました。いいペンがあれば安くなったair2の中古を買おうと考えたのですが。
自分がよく知らないだけかもしれないのですが、現時点でもっと低い出費で今の環境を実現できるのでしょうか。Androidタブレットで字がまともにかけそうな候補におそらくGYARAXY Tabが上がると思います。しかし、販売されている絶対数が少なくて情報がなく、本当にきちんと使えるのかわかりませんでした。価格も安くなく、Android端末はすぐに陳腐化してしまう恐れがあります。
おそらくWindousタブレットも似たような状況で、まともに字が書けるタブレットはまだ安くはなっていないでしょう。
女の子のほうは…、善処します。
>Yazawa先生
iOS純正メモアプリのことですよね!手軽ですよね。でもwindowからだとブラウザ版しか見つからず、ペンが使えませんでした…。mazecは手書き入力がはかどりますね!
>Nakamuraさん
自分も電子端末の教育への導入はまだだめかなーという考えですが、伝統的な、先生が黒板に文字を書いて一斉に授業を行うというスタイルがまだまだ主流な現状においては、記事で取り上げた「個人が自分用のノートを取る」ということに関しては有効だと考えました。自分は紙の授業資料やノートを紛失することがものすごく多いですw また、異なる端末間で、インターネットにつながっていればノートが共有され、劣化することがないというのは、電子端末ならではと言えるのではないでしょうか。環境をそろえるのに手間や費用が掛かってしまいますが…。
>みずいろさん
まさにそんな感じです。メインで利用していた第三世代iPadの動作がだいぶ怪しくなったので買い換えようと考えていて、iPad pro9.7inchを発売日に買いました。活用の仕方は買った後に考えるw
>Onenoteについて
絵を描かないので正直筆圧とか色がどうとかということに関心は無いのですが、記事に書いたとおり、OnenoteはOneDriveとの連携が気持ちいいです。マイクロソフト製のアプリ・サービスだけあって、Word、PowerPointなどのoffice製品との連携がしやすいです。iPadのOnenoteで書いた内容を、パソコン版のWordに取り込むということができます。Officeを使っている人はたくさんいると思うのですが、作成したファイルをOnedriveに入れておくといろいろはかどります。
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