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その30「私が私だと言えるアイデンティティ」
こんにちは、山口美咲です😊
昨日からすっごく暖かいですね!やっぱり暖かいのが好き❤️
そして今日は髪をバッサリ!✂️
なんかいろいろスッキリしたくて!いつもどうにか自分を変えたくなると髪を切ってしまう癖があります🤣寒くなったらどうしよう。笑
誕生日を迎えて、30歳になって、自分とは、自分らしさとは、ふと考えます。
これに悩んで自分を見失ったときもありました。
このお話はまた今度。
今日は、私のアイデンティティは今までの全ての経験や出来事、まわりの皆様で出来ていると感じてたまらないと改めて感じたそんな日。
その30「私が私だと言えるアイデンティティ」
初めてシニアの日本代表に入ったのは、北京五輪。18歳でした。
今日は、あまり知られていないと思い、オリンピックが決まってからの選手団(各競技で違いますが、競泳の場合)のお話をしたいと思います。
4月の選考会でオリンピックが内定した選手は、そこから日本チームとして行動します。
リオの時とはまた違いますが、北京のときは本当に講習会が多かった🤣
中国語講座に、
メディアの受け答え指導、
オリンピックとは、
オリンピック経験者の講演会、
脳科学の授業、などなど。
練習と練習の合間や、練習が終わってから21時頃まで行う日もありました。
勉強が苦手な人が多いから、先生たちはやりづらかっただろうなあ笑
この中でも今でも印象的に残っているのは、脳科学と、やっぱり経験者のお話。
脳科学は面白くて、
・肯定語を話す人と否定語を話す人のちがい
・レース前に聞く音楽のテンポや見る色
・勝利のテンポ
などなど。いやいやそんなことある?!ってこともありましたが笑 面白かったし、なにより0.01秒でも速くなるんだったらやろうかな。と思いました。
そしてこれが意外と難しいんですよね。意外と否定語使っちゃうし、1.2.3〜4のテンポも難しかったり。でもやってみるのは面白かったし、脳の構造を知れたのも良かった。
そして、オリンピック経験者のお話で印象的だったのは、鹿屋体育大学の田中先生(金メダリストのコーチ)と北島康介さんのお話でした。
田中先生は「言わざる、聞かざる、見ず」を徹底することの大切さを教えてくれました。
調子の良し悪しを自分から言わない、人の調子も聞かない、人の行動も見ない
そうすることで、自分に集中ができる。と。
北島康介さんは、「平常心」の大切さを教えてくれました。
どれだけいつもと変わらない自分でいれるか。それがオリンピックという魔物から守ってくれるものだと。
わたしはオリンピックを経験し、このふたつの言葉がどれだけ大切か肌で感じることができました。
だからこそ、どんな場面になっても平常心、自分のパフォーマンスに集中するスキルを得ることができたのだと思います。
魔物は人ではない、物でもない、自分の中にいるのだと。
こういった全ての経験、出会いが私の身となり私らしさをつくっているのだと感じて止みません。
経験、出会いこそ、私が私と言えるアイデンティティだと思います。
その30「私が私だと言えるアイデンティティ」