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その47「"好き"にアンテナを立てる」
こんにちは。山口美咲です。
久しぶりの連投失礼します。笑
皆さんは自分の好きなものって何個くらいありますか?
わたしは好きなものがありすぎて数えられません。笑
映画も絵も漫画も料理も仕事もお寿司もお肉もこの世界には好きなものだらけです。
でも一番好きなのは人間です🤣💕
好きなものが多いことは強みだと思っています。なぜなら、何をするにしても好きなことばかりだったらこの人生楽しいことしかなくないですか?😆
そして好きと決めるのは自分の本能と、自分の心だと思います😊
だからこそ、自分の「好き」と思ったことにはアンテナを立てるようにしています⭐️
この世界に同じ人は一人もいなくて、そのひとりひとりでも好きなことや興味があるものは違います。
自分の好きという気持ちを大切に、アンテナを立てているときっとそこにはワクワクとドキドキが待っていると思います💓
その46「"好き"にアンテナを立てる」
アメリカの生活が2週間たったころ。
はじめは今の環境に慣れること、目の前の練習と向き合うこと(もはや次はどれだけ泳ぐのか恐怖だった笑)でいっぱいいっぱいでしたが、少し慣れてくると一気に寂しさが押し寄せてきました。
借りていた一軒家も、なんだかとても広く感じました。
そんなとき私を支えてくれたのは、一緒に頑張っていたアメリカの仲間と、アメリカにいた友達でした。
どうして辛いと思っているのに泳いでいるんだろう?
どうして休まず毎日30kmも泳ぎに行ってるんだろう?
私はアメリカで一緒に頑張る仲間やコーチに水泳の楽しさを教えてもらっていました。
プールにいけばみんな笑っている空間がある。それがたとえタイムが遅くても。
そんなある日、朝4時頃自転車をこいでいたら暗闇の中で急に気づいたことがありました。
「わたし泳ぐことが好きなんだ!」
今まで水泳は得意なことでした。
人よりできるから褒めてもらえて、自分も得意だから誰にも負けたくなかったし、負ける気もなかった。
そのまま全国大会、オリンピック、と出場し、わたしの中の水泳は戦う場所でした。
でもアメリカに来た時、タイムにとらわれず泳ぐことの楽しさを知ったわたしは、初めて泳ぐことが好きな自分に気付くことができたのです。
10ヶ月から始めて、19歳で気付きました。
「好きなことをしているんだ。」
この気持ちは私にとって、ようやくたどり着いた気持ちでした。
そしてアメリカにいた友達は中学生の頃から一緒に泳いでいた同級生の大林一樹くんです。
彼は同級生の中では、本当の天才でした。練習はあまりしないけど、泳ぐととてつもなく速いんです。(当時彼はジーパンで試合に来ていました。笑)
彼は同級生の中でも仲良く、連絡もとっていましたが、アメリカに行くと言ってから連絡がとれていませんでした。ですが大林くんと仲の良い立石くんが繋げてくれて、ミッションビエホの近くにいた大林くんがいろんなところに連れて行ってくれました。
今まで水泳しか知らなかった私ですが、たくさんの世界を見せてくれました。
一番思い出深いのは、大林くんが車を出してくれてふたりでラスベガスに行ったことです。笑
8時間くらいかけて、その車中もずっといろんなお話しをして、ラスベガスに着いてシルクドソレイユの"O"をみて感動して、成人してなかったから賭け事はできず、いろんなところをグルリとして、タワーに登って世界が誇る夜景をみて、ジェットコースターに乗るはずが故障で乗れず笑
寝る前も修学旅行かってくらい喋って、結局2時間くらいしか寝なくて笑
ラスベガスは4時くらいから明るくなるんですよ!夜の街なのに朝日が登るのがはやくてびっくりしました!
そしてまた8時間かけて喋りながら帰って、次の日まさかの24時間寝てしまい練習を休んでしまいました。笑
起きた時、ここがどこで、いま何日で、何時なのかわからずパニックを起こし、次の練習でコーチに謝罪文を手紙で書き渡しました。
その手紙をみたコーチは、
「ラスベガスは楽しかったか?なにがよかったか?」
と笑顔で聞いてくれました。
練習をしにきた私を怒らず、いろんなところに行っていろんなことを経験しなさい。と言ってくれました。
この言葉があったというのもありますが、私は新しい挑戦や、今までやったことない経験をすることが大好きです。
そして、立石くんや大林くんとは今でも仲良くしてもらっていて、それもとても嬉しい縁だと思っています。
そしてそして、今でも泳ぐことが大好きです。
その47「"好き"にアンテナを立てる」