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その12「勝てる気しかしない」
こんにちは、山口美咲です😊✨
本日2投稿目!!!昨日アップできなかったことが悔しくて悔しくて…😭!今後そうならないためにいろいろ打ち手を考えてみようと思います🤔
さて、今回は「勝てる気しかしない」についてです。
中学2年生の頃、親が勝手にスイミングスクールの勧誘を断っていたため、反骨精神で練習に励んでいました。
それこそ本当に毎日全力。
皆さん、全力を出し切って腕が上がらなくなった経験ありますか?
私は結構あります。笑
腕が上がらなくなった時どうなるかというと、
まず①ジャンプーをする時、頭を手に寄せる②箸を持つ時顔を近付ける といったことが起きます。つまり、腕が痛くてあげられないのです笑
重力がきつく、学校の勉強机から顔が離れなかったり、練習をするとキツすぎてお腹が痛くなるから正露丸を飲んだり。(よい子は真似しないでね笑)
そしてこれほど全力が出せるようになったのも、母の教育があったからだと思います。
母は昔から厳しく、テスト勉強が終わって寝ようとすると
「終わるってことは100点取れるとね。もしまだ100点取れると思えないなら、100点を取れると思うまで勉強しなさい」
と教育されていました。
この教育のおかげで、練習に関しても自己新記録が出せると思うまで、次の試合で誰にも負けないと思えるまで全力で取り組むことができました。
そうして迎えた中学3年生。
必ず勝てると思うまで練習し、迎えた九州中学水泳大会。
全国で優勝することを目標にしていた私は、まさかの2位でした。
「どうして?あれほどやったのに負けるの?」
悔しくて悔しくて。これじゃ自分の主張をすることができない!と不安になっていました。
そんな時友達が話しかけてくれて、
「美咲が負けるわけないやん。絶対あの子より練習しとるやん?それにあの子の身体つきからしても、美咲の方が速く泳げるに決まっとるやん。全国で勝てばよかたい!」
私はこの言葉からいろんな気づきを得ました。
試合に出る時、負けたくない!勝たなきゃ!という気持ちが強く、今までやってきたことが見えなくなっていました。これがきっとプレッシャーとか、緊張なのだと後から気付きました。
この言葉を友達がかけてくれた時、
「たしかに。」
と思えたのです。誰にも負けないくらい練習をしていたのに、負けるはずがない、と。
九州大会で負け、そのことに気づけたおかげでさらに頑張ることができ、
ライバルは自分の中にいる
と気づきました。ライバルや自分以外の人に勝ちたい!と思う気持ちももちろん力になるし、大事だと思いますが、水泳は記録との勝負。
つまり自分に勝ち続け、自己新記録を更新することが一番大事なのだと気づくのです。
そうして迎えた全国中学水泳大会。
自分にはもちろん、この中の誰よりも練習してきた。と胸を張っていうことができました。だからこそ、試合前には
「勝てる気しかしない。」
と思えました。
そして50.100mどちらも優勝することができ、改めて勧誘していただくことができました。
なりたい自分や目標に向けて必要なことは、
「自分に勝つこと」
それを学んだ中学3年生でした。
その12「勝てる気しかしない」