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その16「どうせ泣くなら練習で泣け!」

こんにちは、山口美咲です😊

寒かったり暖かったり大変な天候ですね!体調には気をつけたいところです🙏

わたしの心も天候がコロコロ変わりますが、「どの天気でも好きよ!」と言えるような心持ちになると、案外振り回されなかったり。

「どんな結果でも全てを受け入れる。なるようになる!」

と、ブレない自分でいれると少し気が楽になる今日この頃です☺️

さて本日は、

「どうせ泣くなら練習で泣け!」

のお話です。

高校1年生で大阪に行ったわたしは、環境もずいぶんとよくなり、いつでもトレーニングができる生活になりました。

なんてったってプールの上に住んでたから🤣トレーニングルームだって、いつでも使えちゃいます😤

今日はそんな高校に入ったばっかりのお話。

わたしは基本泣き虫で、感情的な部分が強く、とても負けず嫌いでした。

例えば初めての海外遠征のとき。中学一年生だった私は、

「同じ年の人にだけは負けたくない!」

と思っていました。ですがもちろん、ずっと勝てていたわけではありません。その遠征で、少しの差で同じ年の子に負けたのです。

その時、2位の表彰台で涙がポロポロと流れました。

コーチに「そんなに負けたのが悔しかったのか。」といわれ、ライバルは自分だと知っているのに、人に負けたことを悔しがっている自分が嫌で、

「自分に負けたのが悔しくて泣いてます。あの時最後になんで呼吸したのか、あのときもう少し足を動かしてればって。」

と伝えました。2:8くらいで人に負けたことが悔しかったのに、強がりました。

でもその強がりをしてよかったと今では思っています。

その言葉のおかげで、「まだ練習が足りないんだ、この結果は全て自分が招いたこと」だと思うことができました。

言葉にするって大切ですね☺️

そして高校生になり、次はレースの前に緊張して泣く仕業。笑

こんな自分が恥ずかしくて恥ずかしくて嫌だったのですが、初めてのインターハイに緊張したのです。

試合前の召集所で、なぜ泣いたかというと、

「結果が怖かった」

のです。水泳は100分の1までタイムが表示されます。人との勝ち負けもありますが、その試合で勝ててもタイムがよくなければ自分に負けたことになります。白黒とはっきり目に見えるとが怖かったのです。

その頃の私は自分に期待もしていました。

「勝ちたい、活躍したい、でも結果が怖い」

人間らしいなあって思います🤣

でも、その気持ちが自分のパフォーマンスの邪魔をすることもあります。今でも自分の心に振り回されることがありますが、そのたびにイトマンの会長からいただいた大好きな言葉を思い出します。

「こころこそ、こころまよわす、こころなり」

自分の心こそ、自分を迷わせている心なのだと。だからこそ、自分の中にライバルはいるのだと。

召集所で泣くことは、結果を恐れているから。

レースが終わった後に泣くのは、自分の努力が足りなかったから。

そう気づいた時に、

「どうせ泣くなら練習で泣こう」

と思いました。練習だったら何度でもトライできる。試合で辛い思いをするのならば、練習で辛い思いをしよう。試合で泣くのは自分の練習が足りないからだ、と。練習が全てということを学びました。

その16「どうせ泣くなら練習で泣け!」





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