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その31「思い出は感情でできている」
こんばんは、山口美咲です😊
またまた寒い日が続いてますね!世間はマスクが完売で大騒ぎ😷
今日は仕事でわちゃわちゃしちゃいました。
よくある、言った言ってない問題。
今日わたしが改めて感じたことは、
「いかに人の記憶は曖昧か。」
ということです。レコーダーや動画で毎回記録をとるなんてしません。
そのときその会話での受け取り方でさえ人によって違うことがあります。
そうすると残るものってやっぱり感情じゃないのかあ。と思います。
そして、言った言わないに一息ついたら、じゃあ次はどうしたらいいのか。今の現状からどうしたらよいのか考える時間にあてたいな、と思いました。
その31「思い出は感情でできている」
北京のとき、どんな思い出か…と聞かれると
「初めてがたくさんで、刺激的でした。そして、頑張らなきゃ、と思いました」
と今は答えます。
もうすぐ12年前になる北京オリンピック。
詳しくというよりは、ボワっと覚えています。
そのボワっこそが感情なところだと思います。
楽しかったし、闘争心も最高潮だったけど、なんか寂しい。
そんな思い出です。
そして、印象に残っているのは、
決勝の招集所で泣いている女性選手をふたり見受けました。
なんとひとりは400m個人メドレーで金メダルをとったライスちゃんなのですが、
レースの20分前まで彼女は泣いていました。
彼女は有名な選手で、憧れていたひとりでした。
そんな彼女がレース前に泣いている。
その姿をみたとき、
「みんな同じ人間で、いろんなものを背負って生きているんだ」
と思いました。
オリンピックは人生を変えます。
ある国では金メダルをとると家族までも一生国から援助してもらえたり、ある国では国の英雄、ある国ではすぐに忘れられる存在。
同じオリンピックでも、こんなに違うのか。と。
でも同じ人間で同じ五体満足、同じルールで同じスポーツをする。
この頃の私は特に何も背負っていませんでした。
だからこそ、未来が怖いとも思いました。
泣いていた彼女は30分後に金メダリストになるわけですが、きっとそのときの感情が一番思い出に残っているのではないかと思います。
そして、思い出が感情に支配されているとすれば、一番大切なのは終わり方なのではないかと。
いろんなことがあっても、最後に嬉しい気持ちや楽しい気持ちがあれば、思い出も形が変わるのではないかと思います。
嫌な気持ちのままだと、その思い出はさらに根深く、暗いものになります。
そんなときは、楽しかった思い出を。
そして終わりを意識すると、今日のお別れが、今日のおやすみが最後の言葉で大丈夫か、と考えてしまいます。
できればよい言葉で、できれば嬉しい気持ちで今日を終わりたいと思って、この記事を書きながら自分にも伝えています。
その31「思い出は感情でできている」