収益認識基準① ~初めに~
先日11月20日、日本商工会議所簿記検定試験1級が開催されました。
受験者の皆様、お疲れさまでした。
当試験の問題が15:00頃公開され、私もすぐに確認しました(商業簿記、会計学のみ)。
一般的な受験生を想定した、私の所感といたしましては(①易~⑤難、の5段階評価)
商業簿記:5(難しい)
会計学:2(ちょい易しい)
という風に感じました。
ここで、SNSでも少し話題に挙がった、「商業簿記激ムズ」に関してですが、
タイトルにありますように「収益認識基準」が多くの受験生を苦しめたようです。
過去問においても、まだ深く問われることはなかった「収益認識基準」ですが、第162回の試験で牙を剥いてきました。
例年の日商簿記1級の出題傾向からすれば、商業簿記では総合問題形式で出題されていることが多く、今後も、商品売買の枠で「収益認識基準」を絡めた出題は続いていくことでしょう。
もっとも、第162回(先日)の試験のように、13/25点(配点予想)が「収益認識基準」であることはそう多くはないと思います。
とは言え、その重要性は高く、「公認会計士試験」「日商簿記試験」いずれにおていも理解を深めておくことが重要であると考えます。
長々と所感などを書き連ねましたが、
本投稿を書こうと思ったのは、多くの方が「収益認識基準」に苦しめられている、という現状を目の当たりにして、
私に何かできることはないだろうか、という考えから本投稿をするに至った所存です。
当然、予備校に通われている方は、本投稿を見る必要はございませんし、見ないほうが良いとまで言えます。
このような方には、単純に読み物として楽しんでいただきたく存じます。
さて、ここで、理解を深めておくことが重要である、と上述しましたが、
理解のレベルは様々であり、「資格試験に合格するレベルの理解」について言えば、そこまで深い理解は必要ないと感じています。
私自身、講師になる身でありながら、公認会計士講座の某予備校のテキストレベルの理解しかしておりません。
当然、今後より一層勉学に励み、理解を深めることが必要とされますが、今現在の私が第162回の商業簿記を解いた結果、17/25点※(予想配点)という結果になりました。※「収益認識基準」のみで見れば7/13点。
要するに、某予備校のテキストレベルの理解をもってすれば、安定して合格点をとるだけの力はつけることができる、という結果になったと言えます。
本投稿は、25/25点を取るための内容を記すつもりはありません。
読んでいただける皆様に、合格する上で必要な理解、をお届けするために投稿するものとなります。
多くの方の「収益認識基準」に対する苦手意識を取り払うべく、山ん中ゴリラも全力で書き残していきたいと思っています。
最後まで目を通していただけるのであれば、これ上ない喜びです。
ひとまず、「収益認識基準①」を読んでいただき、
誠にありがとうございました。
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