育児日記 ーペルテス病発覚ー
はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。ここ最近、色んなことがありました。ぼくたちのために記録に残したいという思いと、近い境遇の誰かのためになればという思いでnoteを始めてみました。
今まで気づかなかったことが突然やってきたり、薄々感じていたことが明確になったり、落ち込んだり、安心したり。
今日は突然やってきた出来事を書き留めておきたいと思います。
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ぼくたちは、妻と息子(3歳半)の3人暮らし。ぼくと妻は会社員で、息子は保育園に通園中。朝はぼくが息子を送って、夕方に妻がお迎えに行く。
息子は同年齢の子と比べると少し発達が遅れています。歩く時もまだふらつくことがあるけど、保育園に通い出して1年ちょっと。今では自分の足で保育園まで歩けるようになりました。道草をする余裕すら出てきました。朝の送りの時間は、息子の成長を感じられる大事な時間なのです。
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突然の出来事でした。
とある日の朝、保育園に向かおうと家をでた時、息子の歩く様子がいつもと違いました。左足を引きずるように歩いてしゃがみこんでしまいます。
「ん〜っ!!こっち!!」
と言いながら左の足を気にする様子で、靴のマジックテープを取ったりつけたり。
足が大きくなってかかとが痛いのかな。新しく靴買ってあげようかな、なんて考えながら、そのまま抱っこして保育園へ。
気になりながらその日を過ごしていたら、午後になって保育園からお迎え要請のお電話。やっぱり足を引きずっているので、病院を受診した方が良さそうとのこと。近所の整形外科でレントゲンを撮ってもらうことに。
レントゲンは前にも何度か撮ったことあるけど、この年齢だとおとなしくじっとすることが難しいのです。だから動かないように抑えつけて撮らないといけないから、なんとも心が痛みます。いつもごめんねって思いながら抑えて撮ってもらいます。
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「ペルテス病の可能性があります。血流障害が起きて大腿骨頭が壊死する病気です。絶対安静が必要で治療をしないと今後の歩行に影響を与えます。大きな病院に紹介状を書きますので、しっかり検査したほうが良いでしょう。」
ん?ペルテス病、、、そんな名前の病気聞いたこともなかった。痛がる様子なんて今までなかった。今朝の様子を見て病気だなんて考えもしなかった。なんで突然そうなったの?治療したら治るの?歩けるの?これから息子はどうなるの?
突然すぎてよく分からないし、どうすれば良いかもよく分からないし。不安しかない・・・。
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まだ痛むようで左足を引きずりながら家の中を歩いてます。抱っこしても、
「おりる!!!」
といつもと変わらぬ様子。
そりゃ歩きたいよね。やっと歩けるようになったんだもん。自分の行きたいとこに自分で歩いて行きたいよね。脱いだ靴下も自分で洗濯カゴに持っていけるし、食器も自分で片付けられる。
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とにかく今のぼくたちにできることは、ペルテス病のことを調べて理解すること。息子が今どんな状態なのかをしっかり検査すること。原因を見つけて治療できるようにしてあげること。そして息子と一緒に治療をがんばること。
ネットで調べたら、ペルテス病の発症率は10000人に1人程度だそうです。すごく稀な病気。でも他にも同じ境遇の人がいるってことがわかった、そして治療法もあるってこともわかった。
紹介してもらった大きな病院の整形外科で診察予約が取れたので行ってきます。