STAY LOCALのまま、これからの新しい時代の暮らしへ旅に出る。 「TOKYO FOREST」
STAY LOCALのまま、これからの新しい時代の暮らしへ旅に出る。
物質や消費を重視する暮らしから、北欧や日本の田舎の暮らしのように心の豊かさを重視する暮らしへ。
※本企画はオンラインイベントではありません。屋外の自然のなかで多くても6名程までのリアルの場で行うものです。
2020年、新型コロナウイルスの発生により私たちの暮らしは公私に渡ってオンラインでのやり取りが増えました。
事務作業や打ち合わせなど本来オンラインでも問題なかったにも関わらず、物理的に「会わなければならない」「集まらなければならない」「移動しなければならない」と思われていた習慣が、これを機に見直され一気にオンライン化が進んだように思います。
この1年の間、仕事や勉強や人の話を聞くことがオンラインでも十分足りることを体感し、オンラインのメリットを理解した一方、オンラインの限界も理解することになりました。
例えば「雑談」のしやすさであったり、打ち解けやすさであったり、知らない世界について知ることであったり、リアルで会った時のように感情が動かないことであったり、手触りや雰囲気を感じづらいことであったり。
また、オンラインでのやり取りが増えたなか、さまざまなオンラインイベントもたくさん行われていますが、オンラインの方がメリットがあるからオンラインイベント行っているというよりは、本当はリアルでやりたいけれども仕方なく代替手段としてオンラインを使ってるものも多くあるように思われ、あらゆることがオンライン化して全く問題ないという人はそう多くはないでしょう。
どうやら私たちはオンラインでのやり取りだけではなく、オフラインで物理的に会うこと、リアルな場での交流もやはり大切なようです。
新型コロナウイルスの影響がいつまで続くか不明ないま、クラスターの発生事例をもとに感染リスクを下げながら、
新しい世界と出会うなどのため、人との交流や集まることを求めるならば、
リアルで会うこと集まることの方法自体を変えてしまうことも一つです。
その一つの解が「屋外」で「少人数」で行うこと、です。
また、全てを代替手段としてオンラインで行うのではなく、かといって長距離の移動をするわけでもなく、身の回りの人とコミュニケーションしたり身の回りの何気ない幸せを感じとることは、これからの時代の日常にとって大事なことのように思います。
そして、本企画はこれからの時代の日常、暮らし方を試行するとともに、誰もが暮らしやすい社会となることを目指すためのルールをいくつか設けます。
①土日の日中に少人数で屋外で行う
まず、少人数で交流することについて。
これまでの時代は「大きいこと多いことは良いこと」とされる男性性的な価値観があり、集まるのも人数が多いほうが価値があるとされました。
しかし新型コロナウイルスの影響もあり、今はむしろ「大勢で同じ空間に集まらないこと(集めないこと)」に意義があるようになりました。大きいこと多いことがむしろリスクとなる世界になりました。
そのためリアルの場で大勢で集まらないこと(大勢を集めないこと)をしたいと思います。
また、これからの時代は「女性性」的な暮らし方が大事になると考えており、それは北欧や日本の田舎のライフスタイルに近いイメージを持っています。
平日は仕事を定時で終わらせて夕方頃に家に帰り、家でご飯を食べて、家でおだやかに過ごしたり、家族の時間を大事にする。
休日になったら朝から日中の明るいうちに、平日にできなかった家事や家の修繕、子供と遊んで一緒に思い出を作ったり、地域コミュニティの活動のことをしたりしながら、空いた時間に自分の心が豊かになることや人と交流することなどをして、夜はまた家でおだやかに過ごす。
そんな「ニューノーマル」、おだやかな日常がこれからの暮らしとしてますます大切になりそうだと感じるため、この集まりも土日の朝から日中に行い、夜は家での家族との時間や自分の心を豊かにする時間にして頂けたらと思います。
もちろん夜でなければいけない集まりもあるでしょう。しかし、コロナ発生前、東京では夜に様々なイベントが開催され、私自身も夜にイベントを開催することも多くありましたが、今になって思うのは家族との時間を削らせてまで、あるいは自分自身を癒す時間を削らせてまで夜に開催する必要が本当にあっただろうかということです。
他にも夜に飲みに出歩くこともそうかもしれません。
コロナ以前当たり前に行っていた生活に必要なかった習慣がストップしたことによって、私たちは本質的に大事にすべきものについて気づく機会にもなったのかもしれません。
これからより大事になるのは、外の世界がどうだではなく、自分自身の日常や日常から感じる心の豊かさではないかと思います。
そして場所は屋外、緑にあふれた公園などで行いたいと思います。これはウイルス感染防止の観点でもありながら、物質主義ではなく、女性性的な感性である心の豊かさの重視、日常のふとしたことに幸せを感じられる感覚をインストールするためでもあります。
②肩書きや仕事について話さない
もう一つは、自分のことを話す時(あるいは人に話を聞く時)、
・年齢
・学歴
・どんな組織に所属しているか、
・所属組織での担当は何か、
・何をして収入を得ているか、
・資産(負債)について
・誰と繋がっているか
など、これまでの男性性的な価値観、物質主義的な価値観のなかでラベルにされていたことについて話さない(相手にも聞かない)ということです。
ネットワークイベントや「異業種交流会」などの場で初めて会った人同士が相手がいくつで、どこの学校を卒業してて、何をしてお金を得ているか、誰とお友達なのか、自分にとって「使えるか使えないか」、そのマウントを取り合うような光景に私自身が「ダサさ」を感じるようになってしまったというのもありますが、
これからの時代に大事なのは「何を持っているか」「どんなに偉いか」「どんな他者評価を受けてるか」ではなく、「日常の暮らしで何を思っているか」「何を大事にしているか」「何で自己満足できてるか」です。
そのため自分の外のラベルのことではなく、自分の心が豊かになること、大切にしてる価値観のこと、大切な家族のこと、最近読んだ本で感じたこと、日々の暮らしのことなど内面のPersonalなことについて話すということにしたいと思います。
もしかしたら今まで初めての人と会う交流の場に行きたくても、人に自慢できるような仕事をしていないからとか、話して面白がってもらえる趣味や活動をしていないからなどのため初めての人との交流に積極的でない人もいたかもしれません。
しかし、ここでは日常のことや日々の大切にしてる価値観についてのみ会話します。
相手に「すごい」と思ってもらえるようなことを話す必要はありません。
身の回りの風や草木を感じながら、日常のこと、日々のささいな幸せのこと、日常生活のこだわりなどについて、自然のなか時に座りながら、時に歩きながら聞かせてください。
日時:2020年12月20日(日) 10:30 a.m.
会場:東京都内の公園(場所の詳細は参加者に個別でメッセージ致します)
持ち物:朝のコーヒーなど飲みたいもの食べたいもの、マスク、防寒具
参加申込:Facebookにアクセスいただき、下記URLの「東京脱出2020」Facebookページ( https://www.facebook.com/FlowfromTokyo )よりメッセージいただくか、Tatsuya Yamagishi宛にメッセージをお送りください。(https://www.facebook.com/tatsuya.yamagishi.77)
申込締切:前日12月19日(土)17:00 p.m.
※参加費などは設けません。開催側と参加者側として分断するのではなく、同列でお話できればと思います。
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