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ippeinotebook
短歌100
駆け抜けた場所から野原になっていく 春を不本意な比喩にさせない
音楽や毛布やコンビニスイーツを僕は笑顔にできるだろうか
上空でコンソメスープ啜るとき平和って容易そうなのにね
屑であり星でもあった人といた季節 あたしのすばらしい汚点
ねぇコラショわたしの内部告発でようやく長い夜が明けるよ
枯れたから本当に言葉は葉っぱだったこともう誰も言えない
木漏れ日のようにあなたを守りたい法が二人を赦さなくても
朝焼けを背負う猫背に永遠に翼が生えたりしませんように
将来は火を吐く竜になるつもり毎週キャンプを楽しむつもり
へそピまだ遠雷だから隠さない あなたの悪行も愛してる
花びらはよく燃えるから可燃ごみ 嵐のように暮らしを終える
ビブスまだ一人で着てる大人にもドッジボールは飛んでくるから
大嫌い寄りの大好き背丈より大きい楽器背負って歩く
冗談じゃないよと私より怒ってくれる異星の友達だった
見る影もないその翼 わたしたちかつてはみんな子供だったの
餃子なのでさっさと帰ってきなさい さもなくばお前を餃子にします
怒りさえうつくしい電気信号であるなら100年の理想郷
気持ちだよ、大切なのは という色のわたしにはふれられない花束
💐
100分の1でも2でも見てくれた人ありがとう 春が近いね
101より、更新ポストをXとmixi2の両方で行なってみます。手探りですがよろしくお願いします。