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山形さなか
2024年8月4日 15:24
誰とでも恋に落ちるよ遠い日のチープな街灯に謝って冷やしながら動かす体 部屋中の時計をいつか壊したとしてかぶれそうな気がして髪を染められないそういう風に失った月誕生日を祝う知らない良い歌の心にこんなにも自他がある柚子ジャムの光つややか手放して戻ってこなかった日々の人冷帯魚 きれいなことをきれいって言わせてくれる人だからすき冷房のねむけこころを児童館に市民プールに置いてきている
2024年4月8日 20:37
数輪の夜桜のこと気づきたいいろんなくすりを飲んで眠った桜蕊 髪の長いわたしのままでまだ待っていたいから見つけてよ外を見ようとずっとドア際に立ってたけど夕日が射してきて眩しくなった嫌いだった乗り換えの駅があなたの住む街の駅になって 夕景オレンジピール記憶がいつか磨耗していくことの確かさは面白いね公共の花壇に造花が植わってるもうすぐ高層ビルの建つ街また来たいほど店はない一駅と一
2024年4月1日 18:54
変わることは分かっててもどう変わるのか見失う季節 三月は奥底で燃える花びら後悔の形を定めることは怖いよ春の脈あなたを知っている人の扉の色ばかり確かめて約束の無精卵だったかもしれず眼裏が赤くて温かい解いている式のことは分からないのに答えは近づいて 忘れ傘すぐに詩で誤魔化しちゃう癖よくないよ一日中雨の天気予報花を炎に炎を花に例えても本当にしたい話じゃないね後悔をなのに今して
2024年3月23日 22:17
放課後は部活で忙しいように定時の後も労働をするのそのそとすすった辛いラーメンの舌先に関してはつらかった商業ビルのメインのテナントが潰れて人は部分的に死ぬこともあるdaydream 管理しづらい体調をかわりに抱き締めてほしいけど春の惰眠気持ちいいことする時のわたしたちの神様じゃなさネモフィラを見かけるようになる頃に順を追って感情を伝える僕だけが大切そうに抱えてる想像妊娠の母子
2024年3月2日 01:20
死んでいる世界線のあたしを悼むそれは必要なことだからつぎはぎのボーカルの高音抱いて本当はどんな世界があるの?やるせない話ばかりで月を見る月にはやるせないとかはないけど霜柱 言い訳が出来なくなると会えなくなるが同義の春にその人のハンドクリームの匂いにまで焦がれるならば、永久凍土今はないファミレス改装したファミレスそういう記憶だらけだよ、今処方薬に救ってもらえてる今でもあなたの