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山形さなか
2025年2月17日 23:40
駆け抜けた場所から野原になっていく 春を不本意な比喩にさせない音楽や毛布やコンビニスイーツを僕は笑顔にできるだろうか上空でコンソメスープ啜るとき平和って容易そうなのにね屑であり星でもあった人といた季節 あたしのすばらしい汚点ねぇコラショわたしの内部告発でようやく長い夜が明けるよ枯れたから本当に言葉は葉っぱだったこともう誰も言えない木漏れ日のようにあなたを守りたい法が二人を赦
2024年12月26日 18:35
もうだめな夜にも遠回りをすれば寄れる本屋が聖性をもつ信じられたいとは別に思わないラーメン屋のものすごい行列お姉さんの思想のポスターがない頃の店内をいつか忘れていく駅前の市場の瑪瑙お互いに思い出さない友達でいる熱の日にだけ触れられる球体の(触れたくはない)滑らかな白あの木まで走りさえすれば遅刻しない朝をことさらゆっくりとゆく制服で呆けた屋上庭園はあるけれどもう制服でない児
2024年8月18日 17:54
手土産のセンスだけでここまでやってきた人ぶって渡す手土産歌っててほしいよきみは 押したって引いたって駄目なら篠突いて脆い青い花束 影までが私を拒絶していないから夢だな運命は信じたい時に信じるAIに描かれた女の子町中華にそんなにオムライスがあるのかまだ知らなくて、光りだす午後朝顔の残機数える 業者っぽいアカウントからのいいねの通知果てないねぇ うすまった蝉を聞きながら世界の全