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山形の中小企業が実践型インターンシップを受け入れた話


サクラマスプロジェクトの原田です(株式会社キャリアクリエイト)。

キャリアクリエイトでは、2021年2月1日から3月31日までの2ヶ月間で、3人の大学生を実践型インターンシップ生をして受け入れました。
どんなことをやったのか、そしてどんな結果となって現れたのかを振り返ってみたいと思います。

実践型インターンシップ受け入れの経緯

きっかけは、サクラマスプロジェクトの共同代表である伊藤麻衣子さんの存在。
伊藤さんは、NPO法人ETIC.で働いた経験があり、そのご縁で今も庄内地方にいながら、ETIC.のプログラムを活用して2年前から実践型インターンシップのコーディネーターを行っている。
その報告会に参加しているうちに、これは自社でもやってみたら面白い結果が生まれるのではないかと思ったのでした。

▼実践型インターンシップとは

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山形の企業に実践型インターンシップをお勧めしたい理由

伊藤さんがコーディネーターとしていてくれた安心感は抜群のものでした。


▼テーマ設定の背景
ヤマガタ仕事ラボの学生ユーザー数(特に県外在住者)の増加と企業へのコンタクト数の増加」をテーマにインターンシップを行ってもらうことにしました。

▼どんな人が応募してくれたの?
ここで、インターンに参加してくれた学生を紹介しましょう。
応募は4人。一人ひとりとオンラインでの面談を行い、3人の方にインターンをしてもらうことにしました。
・1人目は、生まれも育ちも大阪、現在も大阪にある大学に通うK君大学2年の男性。(完全リモート参加)
・2人目は、山形市出身で埼玉の大学に通うNさん大学2年の女性。(企業訪問だけリアル。他はリモート参加)
・3人目は、酒田市出身で東京の大学に通う、4月から社会人となるOさん大学4年の女性(完全リモート参加)
一人ひとり応募理由も異なれば、興味関心も異なりました。
共通していたのは「自分を理解したい」「成長したい」「企業の本当をしりたい」といったことでした。一言でいうと自立型人材。

▼どんなことをやってもらったのか?
・ヤマガタ仕事ラボ利用企業との打合せへの同席
・企業取材
・社会人取材
・取材をもとにヤマガタ未来ラボへ掲載する記事の制作
・取材をもとにYoutubeの作成
・Twitter、Instagramを使ったSNS発信
・メルマガ文章の作成
・ヤマガタ仕事ラボの改善案のまとめ

▼どんな結果、成果につながったのか?
1・YouTube動画
まずは成果物をご覧いただきましょう。

オススメは「ブログでできる企業研究」
https://youtu.be/72XGKrtpiuI

インターン生と話し合い、県外在住者の大学生からの認知度・利用を獲得するためにどうすれば良いか施策を検討し、YouTubeで動画を作成することを決め、Oさんがシナリオを書いて、Zoomで撮影したものをK君が動画編集を行いました。
ほかにも、10本近い動画コンテンツを作ってくれました。
ぜひ御覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCjcP66QPeNHILpF_sN0lMsQ

2・サービスのコンセプトの明確化
成果は動画ばかりではありません。
「ヤマガタ仕事ラボ」のコンセプトがブラッシュアップされたことです。
一見すると、大手ナビサイトと同じように見られますが、単なる就職ナビではなく、企業の「採用メディア」でもある「ヤマガタ仕事ラボ」。

この取材活動そのものが学生が行いコンテンツを作成することで学生目線のコンテンツが生まれ、学生自身にも変化が起こりました。

これにより、「ヤマガタ仕事ラボ」の事業の方向性が格段に明確になりました。
この2ヶ月間で仕上がったわけではないけど、この方向性でやっていけば、新しいサービスとして自信をもって世の中に出せるという自信に繋がりました。


▼思いもよらぬ成果
社長である私個人の気付きがありました。そこについて少し触れます。
当社は7人の会社ですが、フルタイムで会社に出勤するのは私を含めて2名。
リモートと出社のはブリッドが2名。
フルリモートが3名。(うち1名は東京在住)
このような社員構成ですから、日頃から、ChatWorkやZoomを使っての情報共有化、コミュニケーションについては工夫をしていました。
多対多のコミュニケーションです。
久しぶりに、何も知らない、そして人間関係もできていない3人の人たちと接することになりました。気をつけたのは、1対1のコミュニケーションです。それでも、十分にコミュニケーションが取れていたとは思えず、気に病んでました。
ところろが、報告会のときに、3人共、私たちのコミュニケーションに「気遣い」を感じ、仕事へのモチベーションをあげていてくれていたのです。
これは驚きでした!
と、同時に、今いるメンバー(社員)とは、1対1のコミュニケーションを大事にしているかという反問が自分中に浮かんだのです。

まさによそ者効果!

3人のインターンに接したメンバーは、大なり小なり、自分なりの気付きを得てくれたと思います。

夏休みには再び実践型インターンシップをやりたいと思っています。

▼実践型インターンシップの導入についてのお問い合わせ
サクラマスプロジェクト事務局
・合同会社work life shift・株式会社キャリアクリエイト

(事務局内連絡先:株式会社キャリアクリエイト)
TEL:023-641-8807
E-mail:welcome@career-create.co.jp

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