20210307 京都戦観戦記
いつもありがとうございますm(_ _)m
山雅レッズです(●´ω`●)
ではでは、京都戦の観戦記です。
まずは結果から。
はい、スコアレスドローでした。
メンバーとスタッツは、
こんな感じです。
では、戦評を。
前節はスコアレスドロー。
堅守の継続はできたものの、
攻撃面の課題は解消されることはなかった。
特に先発FW陣はシュート0に終わり
課題の根深さも感じてしまった。
今節の相手京都は監督に曹貴裁氏を迎え、
攻撃陣にもより厚みが加わった。
開幕戦もセットプレーとミドルから2得点。
クリーンシートにも抑え
順調なスタートを切った。
過去14戦の対戦成績は松本の6勝1敗7分と
大きく勝ち越しているが昨年は2分。
共に昇格を期する両チームにとっては、
勝ち点を積み上げたい試合だ。
松本は前節から3名スタメンを入れ替え
フォーメーションは4バックも予想された。
しかし蓋を開けてみると
3バックの左に下川が入った。
松本ボールでキックオフ。
開始から松本はハイプレスでボールを奪いに行く。
京都も前から積極的にボールを奪いに行く。
松本はサイド攻撃をしつつロングボールも入れる。
12分松本
阪野の落としを佐藤がエリア中央からミドル。
これは惜しくも右ポストに弾かれる。
17分京都
松本のクリアミスを拾いシュートも浮いてしまう。
若干コンタクトプレーの判定で
双方フラストレーションを溜める。
27分松本
アクシデント。
橋内が筋肉トラブルで交代。
ルーキーの野々村が入る。
30分松本
右サイド前から柔らかいクロス。
これを阪野がヘッドも京都GK弾き出す。
32分京都
左サイドから縦突破しクロス。
中央でウタカがヘッドも枠外。
松本は中盤でパスが少しずれるケースが多い。
そこを京都に奪われ速攻を受けている。
36分もバックパスをウタカに狙われ失点しかける。
39分も中盤で激しいプレーからウタカが抜け出すが
野々村がチャージし、最後は圍が飛び出しセーブ。
40分松本
左サイドのこぼれ球を外山が拾いクロス。
中央で佐藤が落とすもシュートできない。
42分京都
コーナから落としシュートも圍が弾き出す。
前半終了。
非常にコンタクトが激しく攻守の切り替わりも速い試合。
全体的にはほぼ互角だったがパスミスの分
やや京都が優位に試合が展開していた。
後半開始。
松本はメンバー交代なし。
京都は中野が入る。
後半もコンタクトの部分で
双方ジャッジ基準に戸惑う。
松本はエリア正面からFK。
佐藤が蹴るも壁に当たる。
56分京都
宮吉投入
63分京都
左サイドを切り込みクロス。
引いて受けた歌かがシュートも枠外
松本はウタカをつかまえられなかった。
69分京都
ウタカから受けた宮吉がターンしシュートも
圍弾き出す。
74分京都が連続攻撃。
松本なんとか防ぐ。
松本は徐々に京都の連携ミスを
突きボールを奪い始める。
75分松本
外山、河合に変わり平川、戸島投入
80分松本
阪野、安東に変わり鈴木、横山投入
この段階で5-4-1のような感じに変更。
85分松本
左サイド抜け出し
引き気味で受けた横山がシュート。
89分松本
鈴木が左サイドを駆け上がりパスも
横山には通らず。
ロスタイム
松本がCKから鈴木が詰めるもGK正面。
試合終了
さて、各評価は以下の通り
(評価は1-5 最高点が1)
圍 1.5
試合を通して高い集中力を発揮。
特に橋内の負傷退場後は
DFラインへのコーチングを含めコース限定し
ピンチを数多く救った。
下川 3
サイドでの起用も予想されたが、
前節終盤に続き3伐期の左として起用。
不慣れなポジションではあるが無難にこなしていた。
フィードやオーバーラップで攻撃参加も見せたが
橋内交代後は守備に回る機会が多かった。
持ち味の攻撃力を生かすには、
このポジションではもったいない気もするが。
大野 2.5
京都のパワフルなアタッカーにうまく対応していた。
特に橋内の負傷退場後は野々村と共に
ウタカの対応をしていた。
橋内 3
高さとうまさを兼ねるウタカの対応と
京都攻撃陣のケアをしていた。
昨季も負傷離脱後チームが低迷しただけに、
怪我の程度が気になる。
外山 2.5
左サイドでの上下動とともに
切り込んでクロスをあげたり
中央へのカットインなど
チャンスメイクを数多く行っていた。
攻撃パターンが多く次節以降にも期待がかかる。
河合 2.5
2トップの一角として初先発。
左右に流れたり一段落ちたりと
流動的にプレー範囲を変えていた。
その中でも阪野に入ったボールに対して
非常に良い距離感を保ちこぼれ球を拾っていた。
前 3
右サイドでプレー。
前半には阪野に柔らかい浮き球を供給し
チャンスを演出するなど持ち味を発揮していた。
また守備時にはラインに関与しながらサポートもしていた。
安東 3
攻守によく走りボールの刈り取りも行っていたが、
主審との相性は悪かった模様。
ポジション的にもう少し決定機に絡むパスや
裏へ抜ける動きなどでバリエーションを出したかった。
佐藤 2.5
13分には決定的なシュートもあったが、
前節よりは佐藤を経由したボール展開は少なかった。
サイドで起点や追い越しが多くなったが、
その分、守備面での貢献が多かった。
特にウタカへのボールの供給源へのアタックを
多く行っていた。
表原 2.5
今節は中央で先発となったが、
前や安東、河合とともに流動的にプレーしていた。
また、非常に豊富な運動量で京都の中盤を撹乱し、
阪野へのプレッシャーを軽減していた。
阪野 3
河合との距離感がよくプレーの連携も良かった。
31分には非常に惜しいシュートもあった。
前節よりはプレーしやすそうではあったが、
2試合ノーゴールの攻撃陣としては少し寂しい。
野々村 3
昨季まで大学で指導を受けた京都の曹監督の前でデビュー。
阪野の負傷交代で思わぬチャンスが巡ってきたが、
J2屈指のストラーカー相手にノーゴールに抑えたのは
非常に素晴らしいと言えるだろう。
果敢にアタックをした場面が多かったが、
主審によっては2枚目のカードが出てもおかしくない場面もあり
ベテラン選手とともにプレー経験を積ませたい。
平川 3.5
76分に外山に代わり投入。
松本でのデビュー戦となった。
タイトなゲームの中で少しオープンになったタイミングだったが
あまりゲームの波に乗れなかった。
戸島 3.5
76分に河合に代わり投入。
阪野とともに前線での起点となることを期待された。
プレスバックの面では守備位置がつかめていないようにも見えた。
鈴木 3
82分に阪野に代わり投入。
2シャドーの一角としてプレー。
前節よりもドリブルで仕掛ける場面が多かった。
また、ロスタイムにはCKから持ち味も見せたが、
ゴールを奪うことはできなかった。
横山 3
82分に安東に変わり投入。
少ないプレー時間の中でもシュートを放ち
積極性を見せていた。
速い段階でゴールを決められれば、
先発を掴めるかもしれない。
柴田監督 3
メンバーを見た時は4バックを予想したが、
3バックでのスタートとなった。
アクシデントで1枚目のカードを切ったが、
新加入選手との融合もうまくいきつつあるように見える。
それだけに攻撃面、特にFW陣が得点できるように
連携面をより向上させたいところ
総合評価 3
守備の要を欠く中、非常に激しいゲームを
クリーンシートで終えられたのは大きい。
しかし、得点が奪えなかったのもまた事実。
昨季は得点できない課題とともに、
橋内離脱後は守備も崩れ夏の監督交代へと向かった。
次節のホーム開幕ではなんとしても得点と
勝ち点3を掴み良い流れを作りたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?