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【ロードバイク】瀬戸内しまなみ海道をツーリングで無人島キャンプ【見近島】
広島県・愛媛県の本州四国連絡橋・尾道・今治ルートの大島と伯方島の間には、伯方・大島大橋がかかっています。その間には、見近島があり、無料キャンプ場など公園として整備されています。今回は、その、サイクリングやバイクのツーリングで見近島キャンプ場を利用する楽しさを皆さんにおしえます。
スタートとゴールは、レンタサイクルのターミナルと大駐車場がある道の駅多々羅しまなみ公園がおすすめです。
クルマ(自動車)で来ない人は、JR三原駅で降り、三原港から瀬戸田港(生口島)まで船で行き、瀬戸田港(レンタサイクルのターミナルあり)から自転車で行くルートがおすすめです。余裕がある人は、大島の村上海賊ミュージアムまでの寄り道がおすすめです。
自転車の走行距離は、
瀬戸田港(生口島)⇒10km⇒ 道の駅多々羅しまなみ公園(大三島) ⇒10km⇒ 見近島キャンプ場 ⇒5km⇒ 村上海賊ミュージアム(大島)
キャンプ道具や食料などの荷物がありますので、テントを設営後のサイクリングは、楽になります。
伯方島にコンビニ(見近島キャンプ場まで2km)があります。ルートから少し寄り道になりますが、スーパー(伯方島ショッピングセンター)もあります。食料を調達できます。
日帰りキャンプも可能です。
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見近島キャンプ場
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見近島の紹介
見近島は、小さな無人島です。見近島へ下りる道(大橋の途中から下りる)は、1本だけで、『歩行者・自転車・125cc以下のバイク』用の道としかつながっていません。自動車専用の高速道路とはつながっていませんので自動車ではいけない島です。
島は、見近島自然公園として見近島には、伯方・大島大橋の橋脚が立ち、橋の土台となっている島です。
野営場・レクリエーションイベント広場の目の前には海が広がっているので、海水浴も出来ます。炊事棟(給水棟)と水洗トイレが完備されており、無料の施設ながら綺麗です。電源はありません。シャワーもありません。
この島には能島水軍の出城(駐屯地)であったことから遺物や遺跡が発見され、歴史を感じることのできる島でもあります。
トンネルの先、もう一つのトイレのある広場でのキャンプは今は禁止です。 管理棟( 東屋)にあるコンセントは使用禁止。(コンセントに電気も来ていません)
雨をしのげる東屋の下に以前は長期滞在者のテントがたくさんありました。初めての人には、近寄りにくい雰囲気がありましたが、建物内のテント設営は今は禁止になり、初体験者も気軽にキャンプをしやすい環境になっています。
対岸の道の駅「伯方S・Cパーク」(約2km)隣のドルフィンファーム越しにも間近にキャンプ場を見ることが出来るほどで、無人島と言っても島に渡るという感覚は希薄です。歩いて行っても30分ちょっと位の「川向うに渡る」感じでしょうか。
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吊り橋のアンカー脇には「のろし台」を見ることが出来ます。伯方大島大橋架橋工事にあたり発掘調査したところ、能島の村上水軍の流通の拠点だったようで大量の陶器片が出てきたそうです。