結婚に2度失敗。どん底だったシングルマザーが幸せになるまでの話⑥
こんにちは。
バツ2元シングルマザーのYAMAEです。
今回は前回の続きである、離婚に向けた引越しを終え、元の家をひき払いに来た際
彼が突然現れたとこからのお話を書きます。
父と子の久々の再会
息子と2人でひき払いに来た空っぽの家に
彼が突然来たのだ。
来て早々、息子に抱きつき
「ごめんな。もうパパお別れなんだ。もう会えないんだ。」
と泣き出しました。
それにつられ息子も泣き出し。。
さらに
「パパは離れたくないんだ。でもママがどうしても離れたいと言うんだよ。
だから仕方ないけどごめんな。。」
それはまるで私のせいかのように言うのです。
つい先日まで息子は私を引き留める為の手段でしかなかった彼が、私のせいで離れたくない息子と離れるという話になっていました。
とことんずるい人にしか思えませんでした。
子供を色んなダシにしか使えない可哀想な人なんだなと。。。
私はそれを無視して、息子へ
「いつでもパパに会いたかったら会えるからね?いつでも連れてってあげるから心配しないでね!」
と、声をかけ
この家の鍵を置いて
「今からひき払う為に担当の方がくるから
あなたの名義だからあなたが解約出来るから
あとはよろしくお願いします。」
と、言って息子を連れて出て行きました。
息子はずっと泣いていて
胸がとても痛かったです。
息子は被害者でしかない。
本当にこんな辛い思いをさせて申し訳ないと思ったのと同時に、必ずこの子は私の手で幸せに育ててみせる。
そう、決意をした瞬間でした。。
息子への伝えた方
引っ越し先へ帰って息子へ今回のこと
しっかりと話しました。
ここまでの経緯を包み隠さず。
もうすぐ小学校1年生な息子に理解できたかは
わかりませんが、しっかりと対子供ではなく対大人としてほぼ全てと言っていいほどの内容を話しました。
さらに、パパやパパの方のじじばばに会いたくなったらいつでも遠慮しないで言っていい。
もう2度と会えないわけじゃなく、ちゃんと会えること。
この先、パパにしか話したくない事だったりも出てくるかもしれないがその時はそうしてくれて良いこと。
そしてこれからは2人で一緒に助け合って頑張ろうね!と。
最後には、辛い思い寂しい思い今までもしただろうけど、これからも沢山あるかもしれない。
本当にごめんね。いつでもそんな時はママに話して欲しい。
ママに話せなかったら私の方のじじばばに話して欲しい。
そう伝えた。
息子はうん!わかった!
と、元気よく答えてくれた。
実際はきっと寂しく辛かったんだと思う。
それでも強がって答えてくれた。
そんな息子の返事に支えられて、
2人きりの生活、シングルマザーとしての生活がスタートした。
シングルマザーになっての仕事
以前お話ししたように、
私は結婚中もずっとお世話になっていた会社で社員にしていただけたので
すぐ働ける環境だった。
サービス業な為
・土日祝、出勤
・水曜日休み
・8:30〜20:00(そのうち2時間ほど息子の迎えや夕飯作りに抜ける)
・息子はお迎え後、仕事場に来て持っていったゲームやったり他の人と戯れたり自由にしている
・月収15万
・家賃補助3万
恵まれていると言えば恵まれているが
息子と休みがかぶらないことがちょっと寂しい。
でも贅沢は言ってられない。
体力仕事だったがとにかく生活するため必死に働いた。
会社は本当に優しく
私たちを家族のように見守ってくれていた。
いつでも学校行事があれば夕方からの出勤にさせてくれていたし、会社の食事やイベントには息子も参加させてくれた。
何も不自由なく暮らせていたが
シングルマザーはやはり大変。。
仕事が終わって帰ってから、家事も育児もある。
体力が限界で夏には何度か倒れて運ばれた事もあった。
週末や繁忙期は息子を私の両親に預け、フルで出勤し疲れすぎて玄関や廊下で寝たことも沢山あった。
そんな生活を2年ほど続けていたが、一度も彼は息子に会いたいと言ってきませんでした。
そしてある日警察沙汰の事件が起きるのです。。
それはまた次回12/14更新予定の⑦話へつづく…
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