遊ビジ、共鳴、、
さーちゃんの声にみんなが呼応した。
共感でも賞賛でもない。
表面的でない共鳴がそこにはあった。
「花嫁コミュニティをやる」と決めたさーちゃんはいつも通りウキウキノリノリで、同時にどこか不安げでもあった。
頑張ってる人を見ると私はつい、「頑張りすぎないでほしいな」とか思ってしまうけど、どうにか彼女の想いが形になればいいなと思っていた。
さーちゃんは「みんなでつくる」結婚式の形をすごく大事にしてて、2人都合だけど2人善がりではない、そんな魅力が彼女のサポートしてきた夫婦の声から溢れ出ている。
今回のコミュニティもそう。
「遊ビジみんなでつくるんだ」って言われてるような感じがして、どうにか協力できそうなことを考えた。
ゼクシィカウンターでよく保険相談とかやってるな。よし、ライフプラン提案なら役に立てそう。我ながらけっこういいアイデアだ。ふふん
私、お菓子つくれます。
私、妊婦さんのサポートできます。
あ、これだなと思った。
少しだけあった違和感。
なんとなく結婚式が形骸化してるなと思う。
呼ばれたくない人が呼ばれたり、呼びたくない人をしょうがなく呼んだり。
頼まれたから余興やったり、向いてない二次会の司会やったり。
式場の見積りだから高くてもしょうがない。
ルールだから希望通りいかなくてもしょうがない。
さーちゃんのつくる結婚式にはそもそもありがちな「しょうがない」という概念がない。
どこまでも2人都合の結婚式。
そこに見事なまでに共鳴した遊bijiメンバー。
自ら「自分が得意なこと」を持ち寄っていく。
これだ。これが結婚式の素晴らしさなんだ。
大好きな人たちが自分のためだけに集まってくれて、全員に祝福される中、1日が終わる。
さーちゃんのビジネスキックオフパーティーの時に感じたエンパワーメントがまたここにもあった。
誘われたから来たんじゃなくて、お祝いに駆けつけた。そんな感じがすごく心地いい。
結婚式の素晴らしさを自ら体現するさーちゃんとそれに共鳴する遊ビジメンバーに心が震えた。