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本の紹介: 2050年を生き抜く子を育てる「もうひとつの学校」

本日は、本の紹介をします。

当学園の理事二名が会員となっている一般財団法人 オルタナディブスクール・ジャパン(ASJ)の創設者・理事長である小針一浩さんの著書です。

氏は、湘南ホクレア学園というオルタナティブ・スクールを創設し、運営されています。
https://shonan-hokulea.org/

ホームページをご覧いただくと、なにやら面白そうな学校を一から作られているご様子です。
ASJのオンライン懇談会を通じてご本人とお話しさせていたく機会があり、その中で著書を知りました。

小針一浩, 2050年を生き抜く子を育てる「もうひとつの学校」, 2024, サンクチュアリ出版.
https://amzn.asia/d/isdQ7XR

当学園の考え方と似ているところが多く、大変興味深い内容でした。
(ホームページからも読み取ることができますが、本の方がより詳細に書かれています)

ホクレア学園を作った経緯や、学園の理念、学園でやっていること、ASJの取り組みや今後の展望について、氏の熱い想いと面白い視点が非常に読みやすい文章で書かれています。

少し紹介すると、ホクレア学園の目標は「どんな世界でもサバイブできる子を育てる」だそうです。
すでにいわゆる「学校」の目標とは異なりますね。

そのために大切にしている3つのことが

・世界中に仲間をつくる
・自分で決める
・リミッターを外す

とのことです。
特に、一つ目の「世界中に仲間をつくる」は我々の想定している生徒さんたちは自然にそうなるはずですし、二つ目の「自分で決める」は当学園においても大いに好むスタンスです。

また、どんな世界でもサバイブするために重要視しているのが「あらゆる学びの基礎となる」国語力だということも面白いです。
そして、その次の位置付けとして「未知なる世界をサバイブしていくために必要不可欠なスキル」として英語力を重視しているようです。
これらが主、副であることの実例として、算数は教科として捉えずに、国語や英語の中で算数的な問題を扱っていくということです。(このやり方についても、当学園として賛同する方法です。)

もしご興味を持たれた方は、一度読まれてみてはいかがでしょうか。


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