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[ハンガリー医学部] 留学保険の選び方① 留学保険の種類

留学に際して必須の保険。

ビザの申請には期限内の保険の契約書を提出する必要があり、みんな何らかの保険に入っています。

様々な種類の保険がありますが、ハンガリー医学部の日本人学生はまず日本の留学保険に加入するケースがほとんどです。

実際には保険は日本の保険会社だけでなく、現地で加入できてより安価で済むものもあります。

今回はハンガリー医学部留学で利用できる留学保険の種類について。

留学に際して必須の保険。

ビザの申請には期限内の保険の契約書を提出する必要があり、みんな何らかの保険に入っています。

様々な種類の保険がありますが、ハンガリー医学部の日本人学生はまず日本の留学保険に加入するケースがほとんどです。

実際には保険は日本の保険会社だけでなく、現地で加入できてより安価で済むものもあります。

今回はハンガリー医学部留学で利用できる留学保険の種類について。

また第二弾では民間保険のプランの選び方、第三弾では留学保険の使い倒し方を書いているのでご参照ください。



ハンガリーにおける公立・私立医療サービスの違い

国立・公立の医療サービス

大学病院には比較的新しい施設もありますが、基本的には建物は古く待ち時間が長いことで知られています。

院内に英語の表記はなく、医者以外のスタッフはハンガリー語だけしかわからない場合も多いです。

ハンガリー語ができる通訳に帯同してもらうことをお勧めします。

私立の医療サービス

英語対応を謳っている私立の医療サービスはいくつかあり、施設も新しく予約時間通りに診察を受けられます。

どの科も一律の受診料+検査・処置に応じた費用が請求され、国立・公立のところと比べて高額になります。

保険の種類によって提携先の私立サービスしか適用にならなかったり、国民保険のように私立サービス全般に使えないものもあります。


どんな保険がある?


ハンガリー医学部生が加入できる保険は大きく分けると以下の四つです。

①日本の保険会社の留学保険
②Generaliという外国人学生も利用する保険
③センメルワイス大学の学費に含まれるUniMed
④国民健康保険 TAJ

TAJ以外は24時間対応の電話窓口があります。

それぞれ保険料や補償内容が異なるので、各自のニーズに合ったものを選びましょう。

①日本の民間保険会社の留学保険

初めてハンガリーに留学する学生のほとんどが加入するのが日本の民間留学保険。

保険料は高いですが、その分補償が充実しています。

公立・私立の病院に関わらず治療費の補償があります。

個人的に、少なくとも留学生活に慣れるまでは、ある程度保証が手厚い加入していた方がベターだと思います。(ちなみに私は現在も加入しています。)

「どんなトラブルあっても費用は保険で補償される」と安心して過ごせる心理的なメリットも大きいからです。

他の保険は主に疾病・傷害補償のみですが、留学保険は携行品損害や飛行機遅延など、留学生活で発生しうる様々なトラブルにも対応しています。

【留学当初は民間留学保険がおすすめ】

言語・環境にまだ慣れていない学生には、言語サポート含めた諸々の備えがあると心強いです。病院関連は事務局の現地コーディネーターに連絡するのも手取り早いですが、病院以外のトラブルもカバーしてくれるのが留学保険のいいところです。
携行品の紛失やロスバケなどのトラブルは比較的頻繁で、街中での置引きやスリ、空き巣も日本より多く発生しています。携帯や財布などの紛失/置引き/スリが一番多く、特に留学初期は気をつけるべき状況がわかりにくいため、被害に遭う学生は珍しくありません。
ハンガリーでの生活に慣れて、”年間10-20万円程度の保険料は無駄だな”と感じるようになったら他の保険に切り替える形でいいと思います。


②Generali

補償内容により値段は様々ですが、一番ベーシックなGenerali Start Planは1年契約で約3万円と日本の民間留学保険よりも格安。

プランごとに保険が適用される診療科が異なり、Generaliの提携クリニックを受診します。

また安いプランには事故による保証が含まれていないので、ご契約時にはそちらも確認しましょう。

契約の手続きはハンガリー各地にあるGeneraliのオフィスで行えます。

③UniMed

センメルワイス大学では、毎学期の学費に大学が運営する保険UniMedの保険料が含まれています

UniMedの電話窓口を通して、大学病院と提携病院での診察予約をします。

学費を振り込む事に更新されるため、現地での生活に慣れたセンメルワイス大学生の中には、留学保険には加入せず保険はUniMedだけという人もいるようです。

④国民健康保険 TAJ

フルタイム留学生は国民健康保険であるTAJを取得できます。

毎月の保険料を支払うことで、公立病院での診察や治療の自己負担が原則ゼロになります。(私立は適用不可)

自己負担ゼロの聞こえはいいものの、月々の保険料が70,000ftと割高で、日本の民間留学保険より高くなる可能性も。

また公立の医療サービスは待ち時間が長く、施設や医療機器が古かったりスタッフが英語を話せなかったりとデメリットがあります。

私立の医療施設にはこうしたデメリットが少ないので、TAJを利用しているハンガリー医学部生はほとんどいないと思います。

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