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ジェンダーにハラスメント潜伏⁉

こんにちは、山田方式ケアプラン構造こと、山田準一です。
2015年頃から、ケアプラン作成依頼される時に女性ケアマネジャーを指名されることが多くなりました。
ケアマネジャーにおけるジェンダーについて整理、分析して解ったことを書きます。

ジェンダーバイアス⁉

ケアマネジャーは地域包括支援センターからケアプラン作成を依頼されることが多いです。その他医療機関、ご利用者・ご家族から直接ケアプラン作成を依頼されることもあります。
依頼される時は、ご利用者の氏名・連絡先・家族構成・持病、ご利用者の連絡窓口の方の氏名と連絡先など仲介・依頼者から情報提供されます。依頼時に、女性ケアマネジャーを指名されることがあります。「女性であれば誰でもよい」と言われたこともあります。
ご利用者・ご家族が、男性苦手など事情がある場合は、女性ケアマネジャー指名の理由が解りますが、ジェンダーバイアスで女性ケアマネジャーを指名していることが多いように感じます。

男性ケアマネジャーが指名される例

男性ケアマネジャーが指名されることもあります。
・セクシュアルハラスメントしてくる男性ご利用者
・不衛生な生活環境のご利用者
・いわゆる処遇困難ご利用者

パワーハラスメントが判明

女性ケアマネジャーが担当していたご利用者を引き継いだ時に、女性ケアマネジャーがご利用者・ご家族からパワーハラスメントを受けていたことが判明することもあります。
女性ご利用者からパワーハラスメントを受けていた女性ケアマネジャーもいました。

ハラスメントが潜伏

ジェンダーバイアスで女性・男性ケアマネジャーを指名される場合は、ハラスメントが潜んでいることもあり、ケアマネジャーの精神的負担が大きいです。
参考:精神的負担が大きいと感じる労働者の割合の推移(労働者調査)

女性ケアマネジャーへのパワーハラスメントは、精神的暴力がエスカレートしていくこともあります。精神的暴力が原因で、バーンアウトし退職した女性ケアマネジャーもいます。

気持ちはわかります

ご利用者・ご家族からケアマネジャー(ケアプラン作成者)探しをお願いされた地域包括支援センターの気持ちもわかります。ケアマネジャーを紹介した後に、ご利用者・ご家族から女性ケアマネジャーの方がよかったと言わることもあるそうです。
私は初回訪問時、「女性ケアマネジャーに変えて下さい」と女性ご利用者から面と向かって言われたこともあります。

話しやすいということは

女性ケアマネジャーを希望する理由として、女性の方が話しやすいという考えもあるでしょう。しかし、話しやすい場合、ご利用者・ご家族とケアマネジャーの間で、クライアントと支援者としての距離が近くなり過ぎてしまい家族風な間柄や友達のような間柄になり、いびつな関係や従属関係に発展することもあります。

まとめ

ケアプラン作成・ケアマネジメントでは、ジェンダーからハラスメントに発展していくことが多いです。無意識のうちに差別をしていることがあると思います。
ご利用者・ご家族とケアマネジャーの間でジェンダーとハラスメントの問題が起きにくい対策・対応を追究していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ケアマネジャー選びの参考記事↓


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山田方式ケアプラン構造〔Y.C.S.〕
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