調布市で発生した道路の陥没について(15)三鷹市から情報提供がありました。「第6回東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会の開催」と、「東京外かく環状道路工事現場付近での陥没事象等に関する説明会の開催結果の概要について」
三鷹市議会議員の山田さとみでございます。
「第6回東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会の開催」と、この委員会の内容を分かりやすく住民に説明した「東京外かく環状道路工事現場付近での陥没事象等に関する説明会の開催結果の概要について」関連があるので(内容がほぼ同じなので)今回まとめてご報告します。
今回のポイントは4点。
①トンネルの施工が陥没・空洞事象の要因であった可能性が高い事が確認された。
②今回陥没が発生した箇所について、付近のボーリング調査により、細粒分が少なく、均等係数が小さいため、自主性が乏しく、礫が卓越して介在することを事前に把握していた。(事前に陥没箇所の特殊な地盤の状態について把握していた)現地の施工においては様々調整して実施してきたが、結果として陥没・空洞を発生させてしまった。
③補償の方針や専用フリーダイヤルが示された。
④再発防止対策の基本方針が示された。
という事です。
以下、資料を添付致します。(リンク先の添付資料も是非ご覧ください)
第6回東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会の資料
・東京外かく環状道路(関越~東名)工事現場付近での地表面陥没について【第16報】
・「東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会」の開催について(令和3年2月12日)
東京外かく環状道路工事現場付近での陥没事象等に関する説明会の資料
・東京外かく環状道路工事現場付近での陥没事象等に関する説明会
開催結果の概要
資料は以上です。
周辺住民の方々も大変不安な思いをされていると思います。
補償や今後の対策が示されたのは前進と捉えていますが、今後の東京外環事業のシールドトンネルの再開については具体的な再発防止策が決定するまでは工事を再開することはないとのことですので、今後の発表を引き続き注視して参ります。
続報は以下です