なぜ心理を使った起業を目指すのか
はじめまして。
noteに限らず、人に自由な文章を公開するのはほぼ初めての43歳です。
mixiのマイミク相手の日記以来です。
私がnoteを始めた理由や起業してみたいと思った動機についてここで述べてみます。誰が興味あんねん!と心の中のヤナギブソンが言っています。
80年代、河合隼雄先生がたくさんの一般向けの本を出され、もれなくそれらを読んでいました。臨床心理士になりたい、そう思ったのも当時の中学~高校生の頃でした。
ただ私は、河合先生のこころ関連の本を読んで「こころの中身」に興味を持ったわけではありませんでした。
「どうしてこんなにいいことを書いている人がいるのに、私の身の回りや世界は少しも変わらないんだろう」
「この本がこの世の中にどうやって役に立っていくんだろう」
「どう生かせばいいのだろう」
という問いばかりを考えていました。
心理学科に無事入ってからも大して集中もできずにいた私は、ある年コミュニティ心理学の授業に出会います。今でもその時の感動は覚えています。
幸いに私の周りには当時コミュニティ心理学会を立ち上げられた先生方がたくさんおられました。
「ともに生きよう」
「人と環境との適合」
「綿密なネットワーク、軽快なフットワーク、少々のヘッドワーク」
今でも私が頼りにしている考え方です。
いつかそれらを形にしたい。
ずっとそう思って日々の臨床に携わっています。
本も少しだけ・・・参加させていただきました。ちょっとだけ・・
カウンセリングにはあまり興味がないまま、カウンセリングを生業としてしまっています。
もっと専門職同士の連携や、地域でのつながり、コラボレーションにフォーカスした活動ができないものか。
こころについてのこんなにたくさんの素晴らしい先生方や著作があるので、それを生かす手はないだろうか。
どうやったら心理学が役に立っていくのか——
心理学を使って、私や身の回りの人を幸せにできないだろうか
そんなことを考えて、そろそろ何か始めようと思いました。
そのはじめの1歩がこの記事です。
まだ心の中でヤナギブソンが騒いでいますが、読んでいただきありがとうございます。少しずつ発信したいと思います。
また、ここを通じて何か同じように感じておられる方や興味を持ってくださる方とつながりが持てましたら嬉しいです。