なぜ?と聞かないユーザインタビューを体験してみよう
やさしいデザイナーのまりまりです!
私事ですが、9月にユーザベースにデザイナーとして入社しました。
刺激的エブリディ!毎日ハッピーです。
さて、そんな私ですが、
s-dev talks 〜サービス開発勉強会〜 # 3「ユーザーインタビュー」にて、ワークショップやらせていただきました!
▼当日発表したスライド(未発表おまけつき)デス
なぜ?と聞かないユーザーインタビューを体験してみよう
本発表でのワークは、UX Fukuoka はなだのぶかずさんが考案されたものです。はなださんにもレビューをいただき、ワークを実施することができました。ありがとうございます!
また、この発表の参考図書は『対話型ファシリテーションの手ほどき』です。テクニックはこの本から学んだものです。
http://amzn.asia/d/bMdBi2d(9/16時点では完売です)
そして、イベントの様子は動画でも公開されるそうです、来れなかった方も是非ご覧ください。
(ただ1つ問題がある、ミスって盛大に酔っ払って喋った、なんなら最初のほうなんてちょっと覚えてないwww)
さて、2つ補足したいことがあり、noteにまとめることにしました。
①「仮説を立ててユーザーインタビューしていいのか?」という質問について
当日の質疑応答で「ペルソナの検証をしたい時など、ある程度仮説を持ってインタビューに臨んでいいのか?」という質問が出ました。
私はこれに対して
仮説通りに「〇〇なんですよね?」と聞いても「そうです」って言われちゃうと思います
その確かめたい仮説をOK質問語(When、Where等)で言い換えてどう聞こうか、と考えてみるのは試してみる価値あるんじゃないでしょうか
と答えたのですが、あとから今回のスライドもレビューしてくださっているHCD専門家の森田先生と話をして、間違っていたことに気がつきました。
申し訳ありません。
↑実際の会話のようす。
つまりは「そもそもペルソナの検証でユーザーインタビューやるものではない」って感じかなと思います。
あくまで探索的に聞いていくためのものということです。ペルソナを確かめるのではなく、ペルソナを作るためにユーザーインタビューするべきだということですね。
②ワーク内でやっていた「答え合わせ」は実際もやるのか?
答え合わせ→「あなたがそのお菓子を好きな理由は〜〜〜ですね?」ってやつ
これは懇親会で質問されたのですが、やらなくていいと思います。
登壇のきっかけ
今回はs-dev talks運営メンバーであり、クックパッドエンジニアのオサさんから「やってみない?」と声をかけていただき登壇しました。
正直誘われたときLTだろと思ってめちゃくちゃ軽く返事したんですけど、実際20分の本編枠で依頼されてるのに気づいてビビりましたw
でも、登壇できてよかったです。オサさん、ありがとうございました!
みなさんからの感想
・勉強会でワークショップって今までなかったし、楽しかった!
・なぜ?と聞くのは良くないって漠然と思ってたけど、実感に変わった
・聞かれる側も体験してみて「わーこれ聞いて欲しいのに引き出されないなー」など気付けたのが新鮮だった
・ワークショップやりますって言われた時は不安だったけど、実際めちゃくちゃよかった(by運営すぱこーさん)
・会社に帰ってやってみます!
・なぜ?って詰めがちだから耳が痛かったw
・なぜなぜ分析は自分事を深掘りするからできるわけで、ユーザーインタビューでなぜなぜやっても聞かれる側は責められてるように感じるだけですよね。なぜなぜとユーザーインタビューは違いますね。
・うちのUXデザイナーも色々教えてくれるけど、こういう切り口は今までなかった
実際に起きていたこと
・紹介した参考図書『対話型ファシリテーションの手ほどき』が私の発表後5冊くらい売れた(!)→9/16追記:完売しました、再入荷予定も立ってないそうです・・
・懇親会で「好きなお菓子は?」と話している人たちも!そして「あ、どう?はダメだった〜」と、要所を覚えてくださっていた
・懇親会でひとりぼっちの人はいなかった!←ちょっとは狙ったんですよこれ!
これからのこと
こんな感じで、実は社会人になって初の登壇でしたが、楽しくやれてよかったなと思っています!
これからもビビらずに社外活動もどんどんやっていこうと自信が持てたので、
また、酔いどれワークショップなどなど是非やらせてください。オファーお待ちしてます♪笑
やさしいデザイナー、まりまりでした!