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カフェラテに見る人間

久方ぶりにカフェラテを飲んだ。
底に溜まったシロップの甘ったるさは、何故だかそのような類の人間を彷彿とさせた。
私はおそらく苦い顔をしていたと思う。

一応断っておくが、自分がサバサバしている人間だと主張したいわけではない。
自身の中にもそれと似た、ある種の煩わしい人間らしさがあるのだろう。

多面性や矛盾こそが人間の持つ面白さなのではないかと常々思っている。
たかだか四半世紀やそこら生きただけで「人間」について知ったように語っていいものかと逡巡するが、個人の思考を垂れ流すことなど、昨今誰も咎めはしない。
他人を傷つける言葉は避けるべきであり、その点においてタブーを犯してはいないはずだが、果たしてここに辿り着いた人々が良い心持ちになるかは甚だ疑問である。


短文のSNSに投稿しようと思ったが、いつの間にか文語調で綴っており、且つ思考が転がり止まらないので、noteに記した。

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