遅ればせながら…明日の聞香会特別会のメニューです💦

前回の投稿でお知らせした〝創業41周年謝恩特別企画”の特別会はおかげ様で即日に満席となり、予告のメニューを掲載する機運を逸してしまい、申し訳ございません。
今更ながら…となりますが、特別会のリピーターの皆様に向けて、「毎回、少しづつ内容を更新するつもりですから、また次回もどうぞ!」という宣伝を兼ねて、以下の通りに記しておきます。

今回のポイントは「一木四銘」の三銘を並べてみて、相違が有るや無しや、各位にご判断をお任せしようと考えた点と言えます。
殊に『藤袴』と『白菊』とは「顔」(と言っても双方とも小さな欠片です)がとても良く似ており、比較されると面白いと思います。

柴舩
陽明

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聞香会~香木三昧のつどい~特別会
「歴史的名香の香気を堪能する」Ⅲ メニュー

一.雲間(真那賀)(霊元院勅銘)(都築幸哉鑑)
二.陽明(真那賀)(近衛家旧蔵)(陽明文庫出)
三.香久山(羅国上下)(名香百二十種)(苦辛甘) 
四.白菊(上々伽羅)(一木三銘或いは一木四銘) (苦鹹甘辛)
  たぐひありと誰かはいひし咲匂ふ秋より後のしらぎくのはな
                   (細川三斎銘、後水尾院勅命)
五.藤袴(蘭)(上々伽羅)(一木四銘)(甘辛苦酸、甘辛苦)
  秋深みたそがれ時の藤袴匂ふはなのる心ちこそすれ 
                         (後水尾院勅命)
  藤袴ならふ匂もなかりけり花は千種の色かはれども 
                          (後西院勅命)
六.柴舩(柴舟、芝舟、柴船)(上々伽羅)(一木三銘或いは一木四銘)
                           (苦鹹甘辛)
  世のわざのうきを身につむ柴舩はたかぬさきよりこがれこそすれ
                   (伊達政宗銘、後水尾院勅命)
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