はじめまして、山田ヒロミです!
私は「空間心理」に基づく書籍の執筆や講座を開催、 コンサルティングを行っています
また、京都芸術大学で建築デザインを学ぶ大学生でもあります。私の目標は、空間心理の技術を多くの工務店さんや引越し業者さん、企業さんに広めることで、家や店やオフィスをつくる、引っ越す、すべての人々が住まいや職場を通じて幸せを感じられる社会を作ること。まずは、私のことを知ってもらうため、生い立ちから現在まで、自己紹介がてら、お話をしますね。
1987年のアメリカ一周が人生を変えた!?
私は京都生まれ京都育ち。ごろんぼ(松の太鼓梁)に木造土壁、3軒がつながる町屋で生まれ育ちました。近所には神社があり、大人たちと一緒に神社のお世話をする、子ども時代を過ごしました。
高校生の時、学校にジェレミーという男の子とナディアとエイミーという女の子、3人の留学生がやってきました。幼い頃から「海外を紹介する仕事をしたい」「世界の旅を伝えるようなレポートをしたい」という夢を持っていたので、エイミーとは特に仲良くなりました。
しかし、家庭が貧しかったため大学進学や留学は叶わず、私は就職を選びました。就職先は電気建設資材の卸業で、女子には馴染みの薄い電気材料について詳しくなるという貴重な経験をしました。
4年間働き、お金を貯めた私は、留学や大学進学は叶わなかったものの、バックパックを背負い『地球の歩き方』を片手にアメリカ一周の旅に出かけました。
仲良しだったエイミーの家にも滞在しましたが、ここでの体験が私の人生に大きな影響を与えたのです。
エイミーはロサンゼルス近郊のオレンジカウンティという街に住んでおり、友人とルームシェアをして暮らしていました。そこは温水プールのように大きな共用ジャグジーが備わった集合住宅で、夕方になると住人たちがプラスチックカップに入れた飲み物を片手に集まり、楽しそうに交流していました。この文化的な違いは、1987年の日本では想像もできないものでした。
さらに、エイミーの家族との交流で、家族がリビングで自然に楽しく交流し、笑顔が溢れる様子に感銘を受けました。家の設計や空間が、家族の幸福に影響を与えるのではないかと直感的に感じた瞬間です。
建設業界で経験を積む日々・・・
帰国後、ソニーのサービスセンターに就職。入社式で常務が「我々の仕事は壊れた商品を直すことではなく、大好きなソニー製品が壊れて悲しむお客様の心を直すことだ」という言葉に感銘を受け、心理学に興味を持つきっかけとなりました。
就職でスキルアップすることが良しとされた世代なので、その後も転職を重ね、FAセンサーを製造販売するキーエンスや、建設業界で経験を積みました。また、竹中工務店さんの現場を幾つか体験させていただき、設計部の方からたくさんのことを学ばせていただきました。
結婚後は、元夫が営む店舗の企画デザイン施工を手伝うことになり、現場作業から経理まで幅広く関わりました。詐欺にあった多額の借金の一部を肩代わりして、離婚した私は、再出発のために住宅のインテリアデザインを始めることを決意しました。
余談ですが、借金はすべて返済したので、心配しないでくださいね。
住宅デザインの仕事を通じて、空間が人々の生活や心理に大きく影響を与えることを再確認しました。例えば、ある建売住宅のプランでは、建築中に購入者が決まり、その家が家族にぴったり。あるリフォームのプランでは、設定した購入者イメージそのままの女性の父親が、不動産情報に載せた日にキャッシュで購入という奇跡的な体験もありました。
この経験から、「空間心理」という手法を体系化し、家や店舗が人々の潜在意識に働きかけ、望む結果を引き寄せる設計を提案するようになりました。
毎日、夢中で仕事をしているうちに、借金も返済。そして、改めて、長年の夢だった「大学進学」を果たします。あとは「卒業」するのみ。
「空間心理」を駆使して、みんなが幸せになる家や店舗を作る、お手伝いができればと思い、noteをはじめます
無理なく、更新していきますので、フォローよろしくお願いいたします!