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【小説】ガラクⅢ 砂漠の月時雨

パリの群雲

 パリの雨は、数時間降って止むことが多い。
 温帯湿潤気候の日本では「今日の天気は雨」というが、一日を通じて雨が降る日はほとんどないのである。
 しとしとと、壁を打つ水の音が優しくパリを包み込んでいた。
 ニュースを賑わす殺人事件は、毎日絶えない。
 政府要人が訪れるとシャルル=ドゴール国際空港に厳戒態勢が敷かれる。
 パリの安宿には、まったく娯楽という概念がなかった。
 だからニュースをチェックするだけでも、心が波立つ。
 ダークブラウンの木製ベッドは、寝返りを打つたびに軋む。
 標準的な体形のガラクでも、足先が少し出てしまい冬は冷えそうである。
 板の床についたカンナ跡が規則的に色を変えている。
 ささくれがあるのでスリッパが欠かせない。
 窓はほこりっぽくて外側に土が付いている。
 時々つけるパソコンのニュースだけが部屋に響く。
 ガラクはある会社からの連絡をじっと待っていた。
 孤独と沈黙に押しつぶされそうになってきた頃、スマホが震えた。
「もしもし」
「マロンだ。
 ローズアイ。
 小隊のメンバーと顔合わせをしたいのだが」
 コードネームで呼ばれたと気づくまで数秒かかった。
 パリに到着した日に、民間軍事会社(PMC)「ガルーサ社」へ立ち寄った。
 紹介状があったので、試験なしで採用された。
 両親と、レックス自身も登録している傭兵団である。
 国境警備や、一般的な警備も担うそうである。
 恐らく表向きの仕事と、裏の仕事を使い分けているのだろう。
 つまり、殺し屋も雇っているのである。
 ここ数日、頭の中を妄想が支配していた。
 母もレックスも面が割れているから、自分にも暴漢が襲いかかってくる可能性がある。
 ならば、軍事会社で銃を使う仕事をしていた方が安全だし、万一のことがあっても会社に迷惑をかけなくて済みそうである。
「マロン隊長。
 ローズアイが私ですね」
 電話で具体的な話はできない。
 それくらいは素人のガラクにもわかった。
 渇いた人間がひしめく砂漠のようなパリに、一滴ひとしずくの雨が落ちた。
 いよいよ、時が動き出す。
 両親の手がかりが掴めるか、実際に会えば進展がある気がしていた。

ナイフの女

「へえ。
 ローズアイだって。
 マロンのセンスかい」
 女はサバイバルナイフを丁寧に拭いて、さやに収めた。
 カーキ色の作業着を着ているので、整備兵のような格好である。
「そうさ。
 スラッシュ、良い名前だろう」
 ゆっくり身を起こしたスラッシュは、24歳の若い娘である。
 だが眼は爛々とした光をたたえている。
 ナイフマニアで、扱いもうまいから自分でつけた名前である。
「私はご免だよ。
 ロマンチックな名前で四六時中呼ばれたら、ナイフさばきも鈍るだろうさ」
 ふんと鼻を鳴らして、マロンをにらみつけた。
「で、腕はどうなんだい。
 足手まといがいると、こっちまで死ぬ羽目になる」
「あのレックスがお墨付きをくれたそうだ。
 そして、ゼツとラルフの子どもだ」
「なんだって ───
 サラブレッドじゃないか」
 武器庫で手ごろな拳銃を物色していたマロンは、一丁をテーブルに置いた。
「ベレッタPX4・ストーム・サブコンパクト ───
 使用弾薬9ミリx19ミリ、装弾数13発、全長158ミリ、重量740グラム。
 相場は650ドルってとこか」
「拳銃マニアだね。
 みんな頭に入ってるのかい」
 もう一度手に取って、銃口を天井に向けたまま眺めている。
 黒光りする銃身。
 中にはステンレスのバレルが仕込んである。
 拳銃としては少し大振りで、弾倉が大きい。
「うちで一番人気のモデルだ。
 威力があって弾込めの手間が少ない。
 本気でドンパチやる奴なら、こいつを選ぶさ」
「へえ。
 私もそいつにしようかな」
 スラッシュは内もものホルスターに一丁納めた。

砂漠の月時雨

 目のくらむような陽射しの先に、水たまりが見える。
 アスファルトの道路でも時折起こる蜃気楼である。
「水 ───
 乾いた大地に水を見てしまう」
 ポツリとつぶやくと、ラルフはスパナを取って機体に向かった。
「ガラクは、銃の扱いが上手いそうだな」
 ゼツもエンジン周りを調べ始める。
「ああ、レックスの見立てなら間違いないな」
「まさか、あのガラクが ───」
 ラルフは手を止めた。
 エンジンにしがみつくように、中の砂をほじくり出しているゼツに視線をやった。
「なあ。
 ガラクにも人生がある。
 俺たちと真逆の平和を求めなくても良いんじゃないか」
「私たちはアドレナリンジャンキーだよ。
 戦っていると心が躍る変態さ。
 だが、この先に何があるってんだい」
 ゼツの手元の部品には、インドネシア製と書かれている。
「兵隊は世界中にいるし、戦争はなくならない  ───」
「湿っぽくなったな。
 雨でも降るか」
「渇いた砂漠に、潤いが欲しくなってきたのは事実だね」
 外で歓声が上がった。
 ぽつぽつと硬いものを叩く音がする。
「まさか ───」
 2人はスパナを放り出し、ガレージの外へ出た。
「雨だ」
「ついに雨が砂漠を濡らしたかい」
 戦いに乾ききった砂漠の大地が、色を濃くしていく。
 細い小川を作り、蜥蜴とかげが走り回っている。
「こんなところに、生き物がいたんだねえ」
 ゼツの心はパリに飛んでいた。
 雨は夜まで続いた。
 銀の絨毯は重く、ひとときの水を含んで横たわっていた。
 月明りだけが怪しく、辺りを青白く照らすのだった。

パリの月時雨

 アル・サドン基地を雨が洗っていた頃、パリにも雨が降っていた。
 忙しく人が行き交う街角には、傘の花が咲いた。
 石造りの彫刻がドアや窓を華やかにし、街灯は小洒落た青銅色。
 車止めの上に金の球体が輝き、周囲の風景が映り込む。
 パシャパシャと水を跳ねながらガラクは小走りに地下鉄駅を目指した。
 集合地点はシテ島の路地だった。
 セーヌ川が枝分かれしてできた中州のような小さな島である。
 路地裏には大きなゴミ箱があって、月明りを隔てて影を作っている。
 目を凝らすと影の中に人が見えてきた。
「ローズアイ」
 カーキ色のポロシャツに黒のパンツ。
 髪は七三に分けてふんわりと整えている。
 30代の精悍な男が歩いてきた。
「マロン」
 男は少しだけ歯を見せた。
 顔をよせ、耳打ちをしてくる。
「スペイン国境まで車で移動する。
 宿は引き払ってきたな」
 ガラクは小さく頷いた。
 2人はにこやかに談笑しながら、時々周囲に鋭い目を向ける。
 マロンは黒塗りのコンパクトカーのフロントガラスを確認している。
 パーキングチケットの時刻を見ているようだ。
 パリには路上に駐車できるスペースが設けられている。
 自動発券機で料金を払って停めるのである。
「じゃあ、左の後部座席へ」
 促されて乗車した。
 後部のシートには、同い年くらいの女が座っていた。
 外を窺ったまま、ガラクの方を見ようとしなかった。
 助手席にも若い男が座っていた。
 車は凱旋門の周りを1周してからセーヌ川を渡り、アウトバーンに入る。
 制限時速はないため、時速140キロくらいで走る流れができている。
 なだらかなカーブを描き、風景が荒野に変わっていった。
 ハイブリッドカーのエンジン音が響く。
 ガラクは脇に仕込んだホルスターを時々確認するように触れるのだった。

獅子たちの邂逅

 マロンは黙ったままハンドルを握っていた。
 トレーラーやタンクローリーを追い越し、観光バスに阻まれて舌打ちをした。
「まあ、急ぐ道じゃあない。
 ここらで自己紹介といこうか」
 隣で外を眺めていた女が向き直ってまじまじと見る。
 ガラクは少しもじもじとした。
「ホントに若いね。
 私も近いけど。
 じゃあ、『スラッシュ』と呼んでちょうだい。
 本名はコンテッサ・ドナドニ、24歳、コードネームは得意なナイフ術から自分でつけた。
 きっと女の私がいるから、この小隊に入れられたんだろうね。
 ガルーサも、それくらいは気を遣える企業さ」
 さっきまでの厳しい顔が消えて、笑顔がこぼれていた。
 ずっと緊張感が消えなかった心に、少し温かみが差し込んできた。
「私、ローズアイです……
 本名はガラク・ノエル・オリベール。
 レックスの紹介で来たんです。
 右も左もわからないので、いろいろ教えて下さい」
 助手席の男が振り向いた。
 興味津々と言った眼でガラクを見てから、
「フェリクス=オマル・ガライ・ガバラ。
 コードネームはゲバラだ。
 マロンの1コ下で32歳。
 レックスだって ───
 サイン貰いたいな」
「おいおい、アイドルじゃないんだぞ。
 まあ、伝説のアーミー、レックスはみんなの憧れだ。
 1発で2人倒すって本当なのか」
 マロンが口を挟んできた。
「えっ。
 そうですね。
 1発で2人倒してますね」
 真面目に答えるガラクに、一同は笑ったり、感心したりした。
「そうか。
 そのレックスのお墨付きのローズアイにも期待だな。
 俺の本名はポンシオ・エステバン・ロロンだ。
 階級は大尉で小隊長。
 隊長らしいことを言っておくと、戦場では仲間が何よりの財産になる。
 金も肩書きも戦場には持って行けないからな」
「はい。
 ありがとうございます」
 張りつめた空気が和らいだ。
 これから一蓮托生で戦う仲間たちだ。
 早く役に立つ戦士にならなくてはならない。
 ベレッタの銃身を触ってみた。
 普通の一般人だった自分が、軍隊に入って何を成すのだろうか。
 俯いて眼を閉じた。

砂漠の黒い影

 アル・サドン基地から300キロ離れた地点に、急ピッチで新基地が建設されている。
 山岳地帯の中に、短い滑走路と管制塔がすでにでき上っていた。
「しかし、アル・サドンの連中はプロ中のプロらしいな。
 政府軍の小僧っ子たちとは言え、4機で28機撃ち落とすとは ───」
「カムス大尉。
 自分がカールビンソンにいたときの同僚、ラルフが最近入ったそうです」
「どんな奴だ」
「ジェットエンジンをやたらブン回す奴で、気合いで向かっていきます。
 艦載機乗りによくいるタイプです。
 武器商人から聴いた話では、PMCから派遣されたとか。
 そして夜襲を1機で撃退したとか ───」
 カムスの眼が鋭く光った。
 できたばかりのガレージには、弾薬の木箱が積み上げられている。
 その一つにもたれかかって、煙草に火をつけた。
「ロドリゴ、お前のところの情報では、あのホワイトがいるらしいな」
「エンタープライズの撃墜王、ケイ・ホワイトがいちゃあ、命がいくつあっても足りないね」
 細く煙を吐き出すと、窓の外に眼をやった。
「3000時間以上乗ったパイロットがあと2人欲しいな ───
 今の戦力ではせいぜい互角だ。
 アル・サドン攻略は戦局を大きく左右するミッションになるだろう」
 基地の中は、真新しい廊下が管制塔を取り囲んでいる。
 その内側に兵士の個室が並べて設えてある。
 アル・サドン基地を小振りにしたような作りである。
 朝から廊下をランニングする2人がいた。
「もう、いつでも出撃できるけどいつ命令があるのかな」
 20代前半の若い男が、同い年くらいの女に言った。
「キンバリー、今度ばかりは年貢の納め時だよ。
 荷物の送り先は書いてきたかい」
 ふんと鼻を鳴らして返す。
「外人部隊に入隊したんだから、今日死ぬ覚悟はできてるさ。
 敵さんは、そんなにヤバいのかい」
 ジェナーは長い髪を結び直しながら走っていた。
「そうさね。
 選りすぐりの戦争屋の中でも、エリートが集まっているらしいわ」
「へえ、どんなテクニックを使うのか見てみたいな」
「戦争はスポーツじゃないんだ。
 戦闘機をうまく操縦できる奴が生き残るとは限らないよ」
「船乗りを冥府に送るセイレーンの異名を持つ、ジェナーの強さの秘密は何だい」
 一つ大きく息を吐いて、ジェナーは厳しい顔を見せた。
「いいかい。
 撃墜王などと天狗になって空の藻屑になったパイロットはたくさんいるよ。
 軍人に求められるのは、今日も明日も全力で戦うコンディションを保つ能力だ。
 絶対に気を抜くんじゃないよ」

砂の月見草

 アル・サドン基地の滑走路の先は、一面砂の海である。
 明日をも知れぬ兵士たちは用もないのに散歩などしないが、月の明るい夜にラルフとゼツは砂の海を歩いていた。
「で、ガラクもガルーサに入ったんだね。
 私たちの娘ってだけで命を狙われる身か ───
 わかっちゃいたけど、できればひっそりと身を隠して生きてほしかった」
 月以外に、視線を留めるところがない。
 下半分は銀の絨毯じゅうたんと化した砂。
 上半分は綺羅星のパノラマである。
「もうよそう。
 理想を語っても生きていけない。
 ガラクも目前の敵を排除して生きていくんだ。
 考えようによっちゃ、身を守るには軍隊に入るのが最適じゃないか。
 俺は、ガラクが一日でも長く生きてくれればそれでいい。
 人生の価値は自分で決めるものだ。
 周りから何を言われても、自分自身が納得すればいいんだ」
「人殺しでもかい ───」
 ゼツは肩をすくめた。
「おいおい。
 暗黒街の死神と恐れられた女と、根っからの軍人の男が今さら」
 言いかけたが、言葉を飲み込んだ。
 美しい星空と砂漠の光景が、心を洗う夜もある。
 戦争など起こらなければ、人と人が憎み合わなければ汚すことがなかった風景。
「ガラクに会いたいな」
 ポツリと呟いて、砂を蹴った。
「うむ。
 ガラクにも心配をかけた」
 ため息を一つつくと、ラルフが言った。
「お前の戦闘訓練という名目で同乗しているが、戦闘機乗りとして一人立ちするには、正直まだ早い。
 まだまだ基本的な離着陸や旋回の精度が不足している。
 こいつは何百時間も乗らないと身につかない技術だ」
 ゼツはまた肩をすくめた。
「私はお払い箱かい。
 うすうす感づいていたけど、超一流のパイロットからすれば、ザコの一人だろうさ。
 出直して訓練を受けられるならそうしたいものだな」

兵士として

 国境に到着した4人は、カーキ色の作業着を身につけライフルを肩にかけた。
 PMCは、自由に服装を決めて任務に当たることになっている。
 いわゆる迷彩服を着た軍隊と違い、各々の任務に応じて使い分けるのである。
 その点作業着は、街中にいても違和感を感じないし、兵士としても格好がつく。
 だからPMCのメンバーに人気があるのである。
 検問所近くの小屋に陣取って、一息ついていたときだった。
 40代とみられる女兵士がガラクに近づいてきた。
 小さく手を振って、笑いかける。
「はあい」
 唖然として、口が半開きになった。
 マロンが進み出て、
「失礼ですが、ガルーサの社員でしょうか。
 社員証を見せてください」
 関係者以外立ち入り禁止の表示をものともせずに、ズカズカと入り込んでくる。
「あんたは、小隊長さんかい。
 私はガルーサ社のゼツ少佐だ」
 一同は弾かれたように立ちあがり、敬礼をする。
「ふふふ。
 よく訓練されているな。
 ほら、社員証だよ」
 ガラクは一緒に敬礼したものの、腰を抜かして座り込んでいた。
「命あっての物種だ。
 ガラク、許可は取ってあるから一緒に行こう」
 抱き起こすようにガラクを立たせて、連れて行ってしまった。
 しばらく歩くと、ヘリポートに着いた。
 中央に小さな戦闘機が見えてきた。
「ちょっぴり重量オーバーかも知れないから、慎重に離陸しないとだな」
 ずっと無言のまま付いてきたガラクは、タラップを登り、後部座席に滑り込む。
「ほら、ヘルメット被って」
 コックピットから身を乗り出して外のクルーへ向け、
「燃料は満タンにしてあるか。
 外部燃料タンクも確認してくれ。
 ガス欠になったらタダじゃ置かないぞ」
 ゼツは後ろを振り向いて言った。
「こいつはF-35BライトニングIIだ。
 最新鋭機だぞ。
 短距離離陸と垂直着陸ができる。
 ヘッドマウントディスプレイでどの方向でも死角がほとんどない。
 6方向についているカメラがあるからな」
 ペラペラと喋りながら、衝撃が身体を突き上げた。
 離陸態勢に入ったようだ。
「戦闘機の操縦は私も日が浅いんだが、父さんは凄いぞ。
 小隊を引き連れて敵の基地に向かっている頃だ」
 されるがままになっていたガラクは、ぼんやりとした意識の中で小さくなっていくヘリポートを眺めていた。

片時雨

 雲に近づいていくと、煙雨に見舞われた。
 コックピットの外は濡れているようだったが、視界はクリアである。
「さすが…… 最新鋭ね。
 遠くまでよく見えるし、計器類が目の前にあって見やすいわ」
 ここ数か月、上へ下への大騒ぎだった。
 無線は入っているので、話せば母につながっている。
 わかってはいるが、言葉が出てこなかった。
「えっと…… 何から話したらいいかねえ……
 とりあえず、今まで済まなかったね。
 一生隠し通すつもりだったが、無理だったね」
 右側面の景色が流れる様子を、シートにもたれて眺めていた。
 雲がゆっくりと動いていく。
「『とりあえず』じゃないよ ───
 私、殺されかけたし、殺したし。
 銃を持ってて、レックスにいろいろ教えてもらって、軍隊に入ったのよ。
 どうなってるのよ」
 頬を涙が伝った。
 運命だとわかっている。
 母に再会できた安堵感が心を満たしていた。
 怒りも悲しみも、ライトニングの咆哮が吹き飛ばしてしまった。
「いざとなれば、何も思いつかないものだね。
 親と子というものは、日常そのものだよ」
 雲を突き抜け、超音速の安定飛行に入った。
「レックスは、とっても良くしてくれたよ。
 私は孫みたいなものだって。
 ガルーサの人たちも……
 みんな優しいの。
 ねえ、少し寝てもいいかな」
 ガラクは寝息を立てて落ちていった。

この物語はフィクションです








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越庭 風姿 【 人は悩む。人は得る。創作で。】
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。