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Photo by
shihohashi
中途半端でなくてはならない
オンとオフの中間を求められることがあります。
悩んでも解決策がないとき、全てが間違いで中途半端が正解であるかもしれません。
文章を書くとき、テーマを肯定するのか、否定するのかを明確にすれば伝わりやすい文章になります。
しかし、小説は創作ですから「悩み」を描くことがあります。
ミステリィの犯人像が揺れ動き二転三転したり、おぼろげにイメージが浮かび上がったままはっきりしなかったりするように。
また文末の表現も、セオリーを疑って中途半端に区切ったりもします。
改行は少ない方がいいとか、多い方がいいとか諸説あります。
デジタル端末で読むには改行を多くして文章を短くしたほうが読みやすいとされていますが、売れるかどうかは別問題です。
数ページに渡って改行がない小説もありますし、カギカッコでセリフを括らない場合もあります。
「文章の書き方講座」のようなセミナー動画を見て勉強したら、一度自分で検討してみる必要があると思います。
編集さんは、型にはまった秀作と、型にはまらない傑作を分けて考えていました。
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