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心底くだらない「日常名言」

事件度の大小にかかわらず…
なにか自分に起きるごとにすぐ

「格言をつくってしまう癖」

…が、ぼくにはあります。

これはもしかすると…
定期的に公(おおやけ)に向けて
コラムなどを書いている人間特有

「職業柄」

…なのかもしれませんし、
あるいは、誰もが無意識に近い状態
普通にこなしている、

「リセット作業」

…のようなものの一環なのかもしれません。

いずれにせよ、それらが…
明文化してみれば
ついつい紅潮してしまうくらいの

「くだらない内容」

…が、おおよそであるのは間違いありません。

たとえば、今日ふと思いついた格言
こんな感じであります。

「代々木駅は意外と人が降りる」

──山手線渋谷駅から新宿駅
向かっていたときのことであります。

そのときの山手線の車両内
足の置き場を変えるのが困難なくらいに
混雑していました。

で、電車が代々木駅に近づいたころ…

「あ〜あ…まだ一駅
このギュウギュウ詰め状態を
我慢しなきゃならないのか…」

…と、ぼくは内心ため息をついておりました。

ところが、
代々木駅でドアが開くと…あきらかに

「車両内人口密度」

…が1割ほどではありますが、
ガクンと減ったのです。

「新宿駅ではなく代々木駅で
総武線に乗り換える人が
ラッシュ時には少なからずいる」

…という事実
はじめて知った瞬間でありました。

…と、そんな風な

「それ以上でも以下でもない格言」

…ってヤツは…
くだらなくはあっても、
捉えようによっては

「ちょっとした名言」

…にもなりうるのではあるまいか
あるまいな……(笑)。


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