「草野球」を「趣味」として公言できるまでのハードル
40代から始めた野球を約20年間続けて、
そこそこのレベルにまで達している──これだけは自分のことを、
「少しは褒めてやってもいいんじゃないか!?」
…と、思っています。
ぼくの所属する草野球チームは、甲子園経験者から
大学の野球部でバリバリやっていたセミプロに、
モノホンの元プロ野球選手(※↑某球団のドラ1もいます)まで…が
ゴロゴロ転がっている、年齢は20代〜60代(※ちなみに、ぼくは一応最年長です)までが所属するわりと大所帯で、おそらくフルメンバーが揃えば、けっこう技術レベルの高い部類にカテゴライズされるチームだと推測されますが、もちろん、そんな連中には今さら逆立ちしたってかなうはずもないんですけど…そんななか、
レギュラー当落ギリギリのラインで、
年間50試合近くに参加しながら、
規定打席に達しつつ、
貢献打率(※←進塁打も含む)にすれば
4割近くの数字を残し、
他のチームの助っ人に行くと、
ゴマメ(※←関西弁? 鬼ごっこでタッチされても鬼には一生ならない、ただ走り回っているだけの存在の人のこと)にならないくらいには貢献できる
…のは、まあ、充分に合格点をやっても良いかな…
と、ぼくは考えます。
で、合格点に達したらどうなるのかっていうと、
ぼくのなかで、ようやく
「趣味」
…として昇格──認められるわけです。
コレはどーいうことなのか、と申せば…
あくまで個人的な基準ではありますが、
「そこそこのレベル」
──つまり、
高校・大学とそこそこ懸命に
やっていた人たちのなかに混じりながらも
「最低限お荷物にならない程度のレベル」
…じゃないと、ぼくはそれを「趣味」とは
呼びたくないのです。
たとえば、ぼくは「ゴルフ」のコースに2度ほど出たことがありますけど、あまりに下手すぎて、後半は誰も(自分でも)スコアを数えてくれなくなってしまい(笑)…これなんかはまさしく「ゴマメ」状態──「趣味」ではなく、単に
「やったことがある」
…だけ、にすぎません。
逆に「イラスト」なんかは、まがいなりにも作品を創作することで「微々たる」…とは言え、お金を稼いでいるため、やはり「趣味」とは呼べません。
実際、「プロ」としてやりはじめたら…「絵を描く」という行為がすっかり苦行になってしまいました。
そう考えると「趣味」なんてシロモノは、
「10年に一つでも
見つけることができれば、むしろラッキー!?」
…なのではないでしょうか。
とりあえず、「60代で新しく付け加えたい趣味」の一つとして、今のところ目を付けているのは…数年前に「マイスター」の資格を習得した
「温泉」
…あたりですかね? これも原稿にして本格的にお金を稼ぐようになったら、たちまち「趣味から脱落」
しちゃいそうなんですけど…???
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