「私、センスがないんです」と話す人に知ってほしいこと
地域でライター講座、デザイナー講座などをやっています。
文章を書く、写真を撮る、印刷物を作ることを教えているとよく耳にする言葉があります。「私、センスがないんです」。
「いやいや、センスじゃない」と返事することが多い。
私は、技術知識を習得し、技術知識を行使するための解釈が感性(センス)だと思っています。センスを問う前に技術知識はどうなんだ、話はそれからです。
学べない・学ばない人ほど、知識技術を疎かにして飛び道具を使い始める。SNS上に飛び道具が蔓延していて「努力しなくても、時間を費やさなくてもできますよ」にのせられる人の多いことか。
この世界に一段飛びは存在しません。確かに天才と言われる人は存在するけど、もしあなたが天才だったらもうやってるし、いまここにいないと思う。
もし飛び道具を使って一段飛びが出来たとしても、それは自分の実力ではないし、実力がない者は元の位置に戻るように世界は出来ていると思った方が良い。
誰でもホームランが打てるバットなんて存在しない。天才ではない私たちは毎日出来るだけ打席に立ってコツコツと送りバントをするしかないです。
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