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『生きるように働く』為に必要なたった2つのこと

日曜日の午後。
明日のことを考え、すでに憂鬱になっている。
あと数時間後には月曜日が始まる。
仕事が始まる。考えてみれば日々はこの繰り返しで、先週も先々週も同じことを考えていた。

働く月曜日から金曜日。
遊んだり、休んだりの土日。
そこには明確な境界線が引かれている。

そんな中、書店でドキッとするタイトルの一冊を見つけた。

『生きるように働く』


平日と休日の境界線もなく、生きれたら、どんなに幸せだろう?


本を読んで生きるように働くために必要なたった2つのことがわかった。

●生きるように働くために必要なこと
①人生で大切にしたいこと=仕事で大切にしたいことを一致させる。

筆者のナカムラケンタ氏は、実際に会社に取材をして仕事のリアルを伝える求人サイト『日本仕事百貨』を運営している。

その仕事は彼がやりたかったことで、彼もまた『生きるように働く』一人。

その取材の中で『生きるように働いている人』の共通点は、仕事に関する言葉の一つ一つが生き方の根底にある何かへと繋がっていること。

つまり、働くことについて語る言葉がそのまま生きることについて語る言葉になっているということだそう。

ここで糸井重里さんのほぼ日の就活論『はたらきたい』を思い出した。

あなたは何を大切にしてきましたか?
この質問がこの本の全てです。これだけわかっていれば、この本を買う必要はないかもしれない。 糸井重里


ほぼ日の仕事論に関するインタビューを「はたらくこと」とはどういうことかを軸にまとめられた本。

全篇を通じて
「あなたは何を大切にしてきましたか?」
という問いについて語られている。

その中で特に印象に残る言葉がある。

企業と学生の見込み違いが比較的起こりにくいのは、自分が大切にしてきたことを話して、面接官が、それに対してなんとなく共感してくれていて、その上で「ぜひ来てくれ」と言われた会社だったら、その会社が大きかろうが、小さかろうが、まず「楽しい」でしょうね。


自分にとって、本当に大事な事ってなんだろう。自分にとって本当に大切な人って誰だろう。この二つを本気で思っているだけで、いい人生が送れるような気がする。


大切なものは自分にしかわからない。
お金?やりがい?家族?自由な時間?

自分で見つけるしかなく、その価値基準で仕事をすること。
そうすればいい人生が送れるはず。

フリーランスもサラリーマンも関係ない。



②とにかくまずやってみること
『自分が大切にしてきたもの』が分かったら、
次はそれを仕事と結び付ける必要がある。

そのために必要な事はシンプルだ。

『とにかくやってみる』ことである。

筆者のナカムラケンタ氏も
日本仕事百貨を『まずやってみて』いる。
人材サービス業の経験も文章の訓練も
未経験で『やってみて』いる。

『まずやってみること』の重要性を
一流のクリエイターはこぞって言う。



https://toyokeizai.net/articles/-/70187
ホリエモンとヒカキンの対談記事まとめ。

その中で彼らは
・何が当たるかわからないから色々と試ししかない。当たらなくても腐らずに続けるしかない
・毎日続ける人がずっと第一線に残る
・成果が出なくて辞めてしまう人と、それでもずっとやり続ける人に分かれる
と言っている。


まずやってみること、そしてやり続けること。
これこそが『生きるために働く』ために重要なのだ。


●終わりに
まず自分自身の人生で大切にしたいことを見つけて、それをやってみることこそが、『生きるために働く』ことへの第一歩になる。


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