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【図解418】打って響く時期、響かない時期
【グラフ型】人には「打って響く時期」と「打っても響かない時期」がある。相手が「時期ではない」のにやみくもに伝えても、無駄になるどころか下手をすると苦手意識を植え付けてしまうことも。
もちろんそれでも伝えるべき場合もあるが、その押し引きの程度や方法については相手の時期をよく見極めた上で行おう。
この図解は講義やプレゼンにも日常のコミュニケーションにも当てはまりますが、一番よくあるパターンは「初心者を相手にしているのに、伝え手が中級者以上の内容を詰め込みすぎる」で、自分が受け手の時も良く感じますし、伝え手としての私自身も気を抜くといまだにこれになります(苦笑)。
特に「先生役」というのは大抵の場合中級者~上級者なので、「自分の興味」のままに話してしまうと往々にして「初心者にはレベルの高すぎる話」になります。
もちろん多少なら話のスパイスの範囲ですが、あまりやりすぎると「この分野はやたら難しい」というイメージを植え付けてしまうことも……。
予防策としては、やはり「相手にどうなってほしいか」というゴールを明確にしたうえで、それにかかわる度合いで取捨選択する、という感じですね。
なお、響く=鐘、というイメージは坂本龍馬が西郷隆盛を表した
釣り鐘に例えると、小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く。
という言葉を参考にしました。
下書き。本当は「響く時期」に「鐘(除夜の鐘みたいなやつ)」、「響かない時期」に「岩」のアイコンをそれぞれイメージしていましたが、探してもイメージに合うアイコンが見つからなかったのでせめて鐘部分だけイメージを活かして「ベル」のアイコンにしました。
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