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【図解1709~1713】「自分の配慮が多い」ほどイラっとしやすくなる

【グラフ型】自分が気をつけていることは、無意識に「相手も気を付けてくれるだろう」と相手への期待値も高くなってしまうのが人情。

結果として、自分が配慮が多いほどイラっとしやすくなる。


【グラフ型】そのため「相手の対応」が同じでも、こちらの配慮=期待値次第でイラっとしたり気にしなかったり、場合によっては感謝したりなどこちらの感じ方は変わってくる。


【グラフ型】日々をより平穏に過ごす方法として、まず自分の配慮をほどほどにすると、自然と相手への期待値も下がり、イラっとしにくくなる。


【グラフ型】2つ目の方法として、自分の配慮は変えずに相手への期待値を下げる(”施した恩は忘れる”)という方法もある。


【グラフ型】気くばりをほどほどにし、かつ相手への期待値を下げる両者の併用ももちろん効果的。

他者への配慮はすばらしいものだが、自分のストレスをためすぎては本末転倒だし、イライラしては結局場の空気も悪くなる。

お互いのためにもほどほどの配慮に収めておこう。



仕事や日常生活で感じることを図解にしたものです。

「自分に厳しい人は他人にも厳しい」とよく言いますが、その背景にはこの図解のような仕組みがあるように思いました。

「自分が気を配っていることは他人にも気を配ってほしい」というのは人情でもありますし、それ自体必ずしも悪いものではありません。

ただ、そこで大きなストレスを溜めてはお互い不幸ですし、「配慮をほどほどにする」「期待値を下げる」などの工夫をすればストレスも軽減できるはずです。

また「よく気が付く人」はトラブルが起こる前に手を打てるので周囲はとても助かりますが、トラブル自体が起こらないがゆえに周りが助かっているのに気づかないこともあります。

気づき過ぎてストレスが溜まっている人は、下の過去図解も参考に「声をかけられるまでは様子を見る」という「ほどほどの配慮」も取り入れてみるといいかもしれません。


人間は感情の生き物。なんでも理屈通りにいくわけではありませんが、イラっとした時にはこの図解を思い出して「自分の配慮をほどほどにしてみよう」などの形で活かしていただければうれしいです。


図解こぼれ話

先日の「日常の図解メモ」に投稿したシンプル版。

元々は1枚目のマトリックス型を思いつき、「これってグラフでも表現できるんじゃないか?」と気づいて描いたのが2枚目のグラフ型、そして2枚目の考え方をさらに発展させて対策にまでつなげたものが今回のnoteです。

全体としての完成度は今回のnoteの方が高いのですが、この2枚もシンプルで使いやすいフットワークの軽さがあり、それぞれの良さがあるため両方投稿しました。

図解という「形」にして頭の外に出すことで、このように考えを発展させたり、またそれぞれの図解を良さに応じて使い分けたりできるのも図解の良さですね。


●関連note&マガジン

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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