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【図解364】日常生活と色のユニバーサルデザイン1(駐車場の注意看板)

色彩検定UC(ユニバーサルカラー=色のユニバーサルデザイン)級の勉強の一環として、

・日常の中で見つけた色覚障害の方が見えづらいと思われる例
・それに対しての自分なりの改善案

を考えてみました。

なお、画像はiPhoneアプリの「色のシュミレータ」を使用したもので、実際の見え方には個人差があります(色覚障害のシミュレーションソフトについては北海道カラ―ユニバーサルデザイン機構が詳しいです)。

また、事例はあくまでも色のユニバーサルデザインを考えるための題材として取り上げています。このnoteの内容を元に対象物の作成者を誹謗中傷等することは絶対に控えてください。

このシリーズは

現状
→シミュレーション結果と問題点
→改善案

という順番で書いていくので、「現状」や「問題点」を見ながら「どこが見にくいんだろう?」、「こうすれば見やすくなるのでは?」と考えながら見ていただければうれしいです。

考える際の参考にこちらの図解もどうぞ(クリックで拡大して中心→外に放射状に見てください)。

では、前置きが長くなりましたが今回の事例をご覧ください。


事例:駐車場の注意看板

現状

シミュレーション結果と問題点

・「赤い図形(○×)×黒字」で、1型、2型色覚障害だと図形と文字が一体化してしまい読みにくい(そもそも一般型色覚でも縮小すると見づらい)


改善案

・白の文字ふちどりをもっと太くする(よく見ると白の文字ふちどりがあるが、細いため図形と文字を十分区別できていない)(境界線)
・図形の赤をもう少し黄色よりにする(微調整)


いかがだったでしょうか?

本当は数事例まとめて掲載しようと思っていたのですが、作ってみたら思ったより縦長~な感じになったので1事例1ノートで書いていこうと思います(前置きはこのページへのリンクを使って簡略化)。

みなさんが色のユニバーサルデザインを考えるきっかけに少しでもなれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。


色のユニバーサルデザインについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ↓



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