【番外編・頂いた質問と答え】図解に入れる情報量、図解表現を思いつくタイミングなど(2018/07/01タイトル変更)

shingo_moriyaさんからの質問への回答が長くなったのと、「1人から質問を頂くということは他にも同じようなことを考えている方がいるかもしれない」ということで記事にしてみました。

プロフィールにも書いてある通り私は「プロ」ではありませんが、図解を書いている人の一意見として参考になれば幸いです。

目次
1.使いやすい図解ツールは?
2.下書きの時点でイメージがある程度浮かんでいるのか?
3.図解を作る際に、一つの図に伝えたいことを入れすぎない方が良いのか?
4.おわりに


1.使いやすい図解ツールは?

しょっぱなからすいません、私はパワーポイントを使って図解を書いているのでいわゆる図解ツールを使ったことがないのです……。

ただ、「たのしいインフォグラフィック入門」にインフォグラフィックの作成ツールとして「Piktochart」というものが載っていたので、これは一定の評価を得ているのかもしれません。

プレゼンまで時間がなくても大丈夫!Piktochartの使い方とデザインの基本1


個人的には下書きできちんとイメージが作れていれば、表現するツールは使い慣れているものでもよいと思います(私は今のところパワーポイントでそれほど不自由を感じていません)。

ちなみにご存知かと思いますが、図解の書き方については行武亜沙美さんの「"発信力をアップさせる"ゼロからのやさしい図解」がコンパクトかつポイントがわかりやすくおすすめです。

参考までに、私が作成した紹介用図解のリンクです。

【図解33,34】「"発信力をアップさせる"ゼロからのやさしい図解」紹介図解



2.下書きの時点でイメージがある程度浮かんでいるのか?

はい。私の場合は大まかなイメージと一緒にひらめくタイプです。

ただ、推敲を経てよりよい表現や派生した図解が思いつくこともあるので(体感的に2割程度)、推敲はかなり重視しています(この辺については近日中に別途記事にする予定です)。



3.図解を作る際に、一つの図に伝えたいことを入れすぎない方が良いのか?

基本的には「はい」、つまり「1つの図解で伝えたいことは絞った方がよい」と思います。

より正確に言うと、最適な形式は「図解を使って何を伝えたいのか?」と「どういう状況で図解を使うのか?」によります(5W1Hすべて検討できるとベスト)。

プレゼンのように口頭でも補足しながら話の流れとともに使うなら「1メッセージ1チャート」、つまり極力詰め込みすぎを避けた方が望ましいです(私はこのスタイルです)。ブログで文章の流れとともに使うのもどちらかといえばこちらよりです。

逆に貼っておいて道行く人に見てもらうポスターや、それ単体でシェアしてもらうことを念頭に置いたインフォグラフィックタイプの図解なら、全体としてはかなりの情報を入れ込むことになります(個人的にはビジネスモデル図解はこちらのスタイルなんだと思っています)。

ただ、インフォグラフィック型のスタイルは正確には「情報は入れ込みつつ特に伝えたいことを強調する」なので、情報のメリハリにかなりの技量が必要となると思います。

……と色々書きましたが、個人的には最初に書いた通り「1つの図では伝えたいことを1つにする」方が書きやすいのでおすすめです。あくまでも一意見ですが、参考までに

こちらも参考まで↓
【図解39】4つの図解スタイル
https://note.mu/yamadakamei/n/na5775eba63df


4.おわりに

今回はちょっと経路を変えてshingo_moriyaさんからいただいた質問の答えを記事にしてみましたが、いかがでしたか?

個人的には「プレゼンや講演は質問が出て初めて一人前」という持論があるので、質問いただきうれしい限りです。

もし質問したいことがありましたらお気軽にコメントでぜひどうぞ。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!


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