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【図解734~737】動揺したらまず気持ちを受け止め、それから対策を考える
【プロセス型】心が動揺するようなことがあったときは、まず自分の気持ちを落ち着け、気持ちが落ち着いてから対策を考えるのがベスト。
【グラフ型】自分の気持ちをきちんと受け止められれば、動揺はおさまり後には引きずりにくい。
【グラフ型】ただ、実際には仕事などのミスやトラブルでは、状況的に気持ちを受け止める時間も不十分なまますぐに対策をしなければならないことも多い。
これはこれで必要なことだが、これだもどうしても動揺がくすぶり引きずりやすくなる。
【グラフ型】最初に十分な受け止める時間を取れなかった時は、対策をして状況が落ち着いたらもう一度気持ちを受け止め直し、くすぶった気持ちを供養しよう。
そうすれば、少し時間はかかっても自分の中で消化できる。
今回の一工夫:まずプロセス型で基本的な流れを示し、2枚目以降ではそれをアイコン的に使うことで全体の統一感と理解度を高めた
※図解パターンの説明はこちら
仕事やプライベートでの経験を元に書いた図解です。
私は割とよく動揺する(傷つく)人間で、しばしば3枚目の「受け止める時間が足りず引きずる」になっていました。
「受け止める時間が足りなければ後で追加すればいいのでは?」と考え、実際うまくいったので図解にしました。
ちなみに仕事でのミスやトラブルなどはもちろん、たとえばプライベートで
相手のちょっとした一言に自分が傷ついてつい言い返す
→言い返した言葉で相手が傷つく
→あわてて傷ついた相手をフォローしてその場はおさまるが、傷ついた自分の気持ちは置き去り
というような状況でも使えます。
自分の傷つきも、「あとで供養する」と思えば一旦横に置いて「望ましい行動」をしやすくもなるかもしれません。
もちろん、2枚目のように初めからきちんと受け止められるに越したことはありません
いつでも自分を大切にしたいものですが、実際は状況を優先しなければいけない時もあります。
そういう時はぜひこの図解を思い出して、あとでもう一度「自分の気持ちを受け止め直して」くださいね。
自分を受け止める参考に下のnoteもどうぞ
この図解のアナロジー(類推。ここでは本質的な構造が似ている≒同じ図解で表現できるもの)は、「事情があってすぐに気持ちを受け止めきれなかった時に、あとで受け止め直す」と一般化することで、
・事情があってすぐにできなかった相手への謝罪(相手の気持ちの受け止め直し)
・自分の育て直し(子どもの頃に未消化だった感情を大人になってから受け止め直し、子どもの頃に欲しかった言葉や関係などを獲得し直す)
などが考えられます。
下書き(1枚目と4枚目。オレンジの線は視線設計)。
1枚目のプロセス型は単純過ぎて一見いらないようにも見えますが、全体像を伝える役割と、2枚目以降のグラフを理解しやすくして「受け止めによる気持ちの変化」という最重要ポイントの印象をより強めるために入れてあります。
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