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【図解602,603】モノを減らして「頭の余白」を作る
【特殊型】目に入るものが多ければ多いほど脳へのノイズが増え、頭の余白は減ってしまう。
また、散らかっているモノを見ると「整理しなきゃ」という考えが浮かび、それがさらに頭の余白を奪っていく。
頭の余白は心の余裕にもつながる。完璧な空間を作る必要はないが、目に入るモノはできるだけ減らして頭の余白を作ろう。
最近改めて感じたことを図解にしました。目に入るモノが多いと、それだけで頭の中に「ノイズ」のようなものが入ってきてしまい、知らず知らずのうちに疲れてしまいます。
これが厄介なのは「知らず知らず」と書いたようにその時は気づかず、モノをすっきりさせて頭の余白が増えてようやく「あ、あの時はノイズのせいで疲れていたんだ」と気づく点。
1年半前に前の仕事をやめた時、部屋のものを大幅に断捨離してかなり頭の中身もスッキリしましたが、いまでもたまにモノが増えてくると微妙に「頭のキレが悪くなる感覚」があります。
なので、モノがたまりやすいファイル入れや本棚を中心に、ある程度の期間ごとにメンテナンス断捨離をするようにしています(それでも「完璧な空間」には程遠いですが……)。
断捨離:モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。コトバンクより
ちなみに断捨離するときは「『今の自分』とまだ縁があるか」を意識するといいそうです。
例えば、私は前職では講師として人前で話すこともそれなりにあったのでプレゼンや話し方の本をかなり持っていましたが、転職して「人前で話すのはやめる」と決めてから、よほど思い入れのあるものを除いて20冊以上処分しました。
これは「役に立つ本だけど、『今の自分』との縁はもうない」と判断したからです。今の自分との縁があるかの判断は最後は感覚的なものになりますが、一つの例として参考までに。
頭の余白は心の余裕にもつながります。1~2分のちょっとした片付けでも積もればかなりモノもスッキリするので、ぜひモノを減らして頭の余白を作ってくださいね。
なお、脳の受け取る刺激の87%は視覚由来のため、疲れた時は「数秒~数分間目を閉じる」だけでもある程度脳を休めることができます。どうしてももうひと頑張りしたい時の応急処置として覚えておくと便利です
今回の図解をピクトグラムを使って表現したもの。図解部分の感情面へのアピール度は増すものの、今回の図解の最大のポイントである「頭の余白」が表現できないので次点としました。
ただし、プレゼンの中の一連のスライドで使用して他のスライドとの統一感を出したい時は、この図解のように「モノを減らして頭の余白を作る」→「目に入るモノが減るとラクになる」とタイトルを変更したうえで使う、という方法はあります。
下書き。頭の中のノイズは最初は強調色のオレンジを使っていましたが、ネガティブなイメージ+余白の「白」との対比を考慮して濃いグレーに変更しました。また、下書きにある汗マークと音符マークはつけてみると安っぽい感じになってしまったので削除してあります。
関連図解1。ひらめきを得るためにも頭の余白は必要です。この図解について詳しくはこちら。
関連図解2。頭の中の情報(ノイズ含む)を減らすには、基本的には睡眠が必要です。この図解について詳しくはこちら。
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