【図解2095】ちょっとしたことも「時間が経つとストレス」になる
【グラフ型】部屋が多少散らかっているなどの"ちょっとした"ことは後回しになりがちだが、後回しにすればするほど頭の片隅に居座りつづけて「気になる度」が上がり、ちりが積もってそれなりのストレスになる。
緊急のことが優先になるのは当然だが、ちょっとしたことも期限を決めておき、それを過ぎたら優先度を上げてサクッと終わらせてしまおう。
日常生活で感じたことの図解です。
緊急でも重要でもない、いわゆる雑事はどうしても後回しになりがちです。
この「やろうと思っているけどやってない」という気持ちは床にこびりついた水汚れのようにちょっとした意識のノイズとなり、積もり積もってストレスの元になります。
とは言え、そもそも他に緊急や重要なことが多いから後回しになっているので、自然の流れに任せるとそれこそ「それから数ヶ月……」ということになりがちです。
なので、例えば気づいた時点で休日の簡単な予定として入れて当日に通知メールを送ったり、あえて目に見える場所にそれを置いて「気になる度」を高め、半ば強制的に終わらせたりするのがおすすめです。
そういう私も、実は使い終わってまだ処分していない乾電池が手元にいくつかあってそろそろ「気になる度」が高まってきているのを感じています。
そこで、先ほど外出用バッグの目立つ部分に電池を入れました。こうしておけばバッグを開くたびに思い出せるので、この記事が書き上げて出かけるときについでに処分していこうと思っています。
ちょっとしたことも時間が経つと結構なストレスになります。ちょっとしたことだからこそ、期限を決めたり優先度を上げる工夫をしてスッキリさせてしまいましょう。
この図解の応用例(抽象化と転用)
抽象化
最初は取るに足らないものでも、長く続くと無視できなくなる
転用
天才型だけど飽きやすい人と要領は悪いけどずっと続けてる人の違い(天才型が「緊急なこと」、要領が悪い人が「ちょっとしたこと」に該当)
幼馴染2人が紆余曲折を経て結ばれるストーリー(片方は一途に相手を想い続け、もう片方は一時的に恋人(=緊急なことグラフ)ができたりもするが、最終的に幼馴染への気持ち(=ちょっとしたことグラフ)が積もってゴールインする)
ことわざ化:ちりは山まで触られない(ちりのようなちょっとしたことだからこそ、積もり積もって山になるまで対処されない)
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