【図解576】図解は「ループして」理解が深まる
【プロセス型】図解はただアウトプットになるだけでなく、書いた図解を思い出したり、SNSや会話の流れに合わせて活用することでそれ自体が新たなインプットとなり、ループ状に理解を深めることができる。
せっかくの図解、書いた後も活用してさらに理解を深めよう。
実際は図解以外のアウトプットでもループして理解が深まりますが、経験上その頻度は図解に比べかなり低いため図では省略しています
最近「図解は『書いた後』も役立つな」とよく感じるので、図解にしてみました。
具体的には、
・思い出し図解
・ツイッターの図解付き引用リツイート、会話での活用
・図解のアナロジー(図解の構造を活かして考え方を他に応用する)
などですね。以下、各項目について説明します。
2019/9/11 図解のアナロジーを追加し、見出しを作成
思い出し図解
思い出し図解は仕事や生活などで思い出し、意識づけや行動に役立った図解を「#思い出し図解」というハッシュタグでnoteに投稿しているものです。
ちなみに、私が特によく思い出す図解は下の2枚です。
詳細はこちら(1枚目。2枚目)
思い出し図解は「図解の使い方」の実例として気に入っており、数も増えてきたので最近マガジンにまとめました(興味がある方はマガジンをフォロワーすると、更新がメール通知され便利です)。
ツイッターの図解付き引用リツイート、会話での活用
ツイッターの図解付き引用リツイートは、「これは他の人にも読んでもらいたいな」と思ったつぶやきを引用リツイートする際、できるだけ関連する図解も添付して「見てわかる」ようにしています。
引用リツイート:ほかの人のつぶやきに自分のコメントをつけて、自分のフォロワーさんに紹介すること
また、その過程で下のつぶやきのように、前述の思い出し図解との合わせ技のような形で理解が深まることもあります。
そのほか、勉強会やお茶会などで、会話の流れに合わせて「そのテーマに関連する図解」を見せながら話すとわかりやすいと感謝されたりします。
いずれもやりすぎると「自分の図解を見せたいだけのウザい人」になるのでほどほどが大事ですが、、、
図解のアナロジー
アナロジーとは類推のことで、ここでは「本質的な構造が似ており同じ図解で表せるもの」という意味で使っています。
図解の特長の1つは「構造や関係性をシンプルにとらえられる」ことです。
つまり、似た図解で表せる事柄は一見別のテーマでも本質的な構造に共通点が多く、考え方や解決策を片方のものがもう片方に応用可能な場合が多いと言われています(もちろん例外もありますが)。
具体的には、下の2枚の図解のように知識や経験の抽象化と、その応用部分で図解が役に立ちます(この図解について詳しくはこちら)。
また、他社のビジネスモデルを図解にしてそれを自社に応用する、ということもビジネスの世界では行われているようです(ビジネスモデルの図解化と応用についてはピクト図解という本がわかりやすくおすすめです)。
私の場合は図解自体を味わったり頭の対応として行っていますが、今まで書いた図解のアナロジーをマガジンまとめてあるので興味がある方はご覧ください。
まとめ(とおまけ)
ということで、「図解を書いた後の活用」の例として、思い出し図解、SNSや会話での活用、図解のアナロジーについて書いてみました。
ちなみに、「思い出す・活用して理解を深める」という用途の場合、経験上はシンプルな図解がやはり相性がいいようです。
情報量の多い図解だとどうしても理解に時間がかかり、思考や会話の流れが滞ってしまうように思います。
なお、情報量が多い図解は保存版の資料としての価値が大きいので、どちらが上というわけではなくただ用途が違うというだけです
今後も図解を書くだけでなく、「思い出す・活用する」ことを通して図解を楽しんでいきたいと思います。図解やイラストを書く人は、ぜひこのような使い方もやってみてくださいね!
この図解のポイントは「ループして理解が深まる」なので、それを強調するためにオレンジ色の目立つ矢印にしています(下書きの①は図解を見た時に最初に見てほしいポイントです)。
また、清書の過程でメッセージをより強調するため、通常のアウトプットとの比較の形にしました。
※厳密には完成後の図解を思い出したり活用していますが、ポイントであるループ矢印が一番見やすいようにこのような表現にしています
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