【図解1835~1838】「賃貸物件会社」のビジネスモデル(#妄想ビジネスモデル 3)
最近、身の回りのもののビジネスモデルを図解化して思考実験(妄想)を楽しんでいます。
実利的な面はさておき、頭の体操としてはこれも面白いと思うので、せっかくなので「妄想ビジネスモデル」というシリーズでご紹介していこうと思います(妄想の設定上、このシリーズはスライド形式もビジネス寄りになっています)。
なおこのシリーズの内容はあくまでも思考実験(妄想)で内容の正確性は未保証ですので、その点をご了承の上お楽しみください。
第3回は、私が今賃貸物件に住んでいることから「賃貸物件会社」のビジネスモデルについて考えてみました。
「賃貸物件会社」のビジネスモデル(基本形)
【交換型】賃貸物件会社は、「賃貸物件」という商品を長期的かつ定期的に使い続けてもらい、一定の売上を確実にあげていく「継続モデル」が基本になる。
継続モデルはサブスク(サブスクリプション)という名前で最近よく耳にしますね。賃貸物件の家賃の以外でも
携帯電話の月額料金
Amazon prime(送料無料サービス等)やKindle Unlimited(電子書籍読み放題)
トレーニングジム
新聞や月刊誌の定期購読
なども継続モデルです。
発展形
発展形1 自社オプションの追加
発展形として、家賃のほかに「安心サービス」のようなオプションをつけ、「合わせ買い」の合計モデルにした「合計モデル×継続モデル」の形にする方法があります。
会社側としては、オプション料金も継続して売上につながる安定性が魅力ですね。一方利用者側としては「家賃に比べれば安いし、まあいいか」と必要性の薄いサービスを勢いで契約してしまわないように十分に注意しましょう。
発展形2 他社オプションの仲介を追加
発展形1の自社オプションをさらに広げたものとして、「他社オプションの追加」というものも考えられます。
他社オプションの追加での売上方式は色々なパターンがありますが、ここではシンプルに「紹介した会社から仲介料をもらう」形式としました(マッチングモデルというビジネスモデルです)。
発展形3 将来の住居受注につなげる
発展形3は少し方向性を変えて、「将来の住居受注につなげる」というものを考えてみました。
賃貸物件会社が建築事業も行っている場合、良好なサービスを提供し続けることで得た長年の信用を、一軒家や分譲マンションを買う際の受注につなげられる可能性もあります。
値段は大きいものの、本質的には「自社商品を販売する」なので、ビジネスモデルとしては「シンプル物販モデル」の追加になります。
以上、自分の経験や妄想を元に3つの発展形を考えてみました。「こういう発展形もありそう!」というものがあったらぜひコメントで教えてくださいね。
ということで、第3回「賃貸物件会社のビジネスモデル」でした。
最近は妄想の引き出しを増やす意味で実在している企業のビジネスモデルも図解しているので、これらも機会を見てご紹介していこうと思っています(つい最近「note」のビジネスモデルの図解も作成しました)。
妄想ビジネスモデルと実在企業のビジネスモデルを合わせると60枚くらいビジネスモデル図解を描いてきましたが、ビジネスモデルという切り口で眺めると、世界が今までとは違う見え方をして面白いですね。
みなさんも紹介した図解を参考にしつつ、身近に見つけたビジネスモデルを図解(手描きでももちろんOKです)にして楽しんでみてくださいね!
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