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【みんこず12・図解2120~2130】「切磋琢磨」を図解してみよう(8/19図解追加)

みんなでことわざを図解して楽しむ「みんなでことわざ図解」(略称:みんこず)、第12回のお題はパリオリンピックにちなんで「切磋琢磨(せっさたくま)」です。ぜひ挑戦してみてくださいね!(目次の【みんなの図解】を選ぶと追加分へジャンプできます)


「みんなでことわざ図解」って何?

「みんなでことわざ図解」とは「お題のことわざを参加者みんなで図解し、それを紹介する」ものです。

以前から「インターネット上に、気軽に図解を練習できる場所があるといいな」と思っていたので、自分でやってみることにしました。

「みんなでことわざ図解」は

  • 手を動かして図解の練習ができる

  • 図解化を通して自分視点でのことわざの理解が深まる

  • 他の人の図解を見てことわざを多面的にとらえられる+図解の表現の参考になる

という"一粒で三度美味しい"ものになっています。

図解に「正解」はありません。自分なりに考えることでことわざの理解も深まるので、ぜひ気軽に参加してみてくださいね!


【今回のお題】切磋琢磨

今回のお題は「切磋琢磨」です。

切磋琢磨
学問、精神、人格などを努力して磨き上げること。
または、同じ目標を持つ友人同士が競い、励まし合って互いに向上していくこと。
「切磋」と「琢磨」はどちらも学問や精神、人格などを向上させるという意味。
「切磋」の「切」は獣の骨や象牙などを切り出すこと。「磋」はやすりやかんななどで磨き上げること。「琢磨」の「琢」は槌とのみで宝石や石などの角を削って形を整えること。「磨」は砂と石を使って磨き上げること。「切瑳琢磨」とも書く。

出典:四字熟語辞典オンライン「切磋琢磨とは」

今回は現在盛り上がっているパリオリンピックにちなんだお題です。

勝負の世界なのでその時々で勝者と敗者にはわかれても、お互いを意識して競い合うことでより高いレベルへ登っていけるのでしょうね。

また「新記録」というのはある意味では、先人たちとの切磋琢磨の結果とも言えるのかもしれません。

ヒントも活用しながら、ぜひ挑戦してみてくださいね!


参加方法

参加する方は「#みんなでことわざ図解」のハッシュタグをつけて図解を投稿してください。本記事の「みんなの図解」でご紹介させていただきます(投稿note内にこのnoteのリンクを貼り付けていただくとより確実です)。

なお、図解を投稿する際は下の1+2の表示をお願いします。

  1. 図解内に出典として上記サイトを表示(下記画像参照)

  2. 投稿するページに出典としてことわざページへのリンクを表示

出典の記入例
出典:四字熟語辞典オンライン「切磋琢磨とは」(https://yoji.jitenon.jp/yojic/1376.html)

上の文章を図解の下部(1.)と投稿ページ内(2.)に貼り付けてください(図解内での文字サイズは10pt程度の小さい文字でOKです)

今回の投稿期限は8/17(土)です(それ以降でも投稿いただいた図解は適宜ご紹介します)。

図解に慣れるコツは、なんといっても「自分の頭で考えて手を動かす」ことです。図解に”正解”はありません。ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね!


ヒント

切磋琢磨
学問、精神、人格などを努力して磨き上げること。または、同じ目標を持つ友人同士が競い、励まし合って互いに向上していくこと。「切磋」と「琢磨」はどちらも学問や精神、人格などを向上させるという意味。「切磋」の「切」は獣の骨や象牙などを切り出すこと。「磋」はやすりやかんななどで磨き上げること。「琢磨」の「琢」は槌とのみで宝石や石などの角を削って形を整えること。「磨」は砂と石を使って磨き上げること。「切瑳琢磨」とも書く。

この説明文の中心になるのは「同じ目標を持つ友人同士が競い、励まし合って互いに向上していくこと」(太字にした部分)です。

「継続的な向上」という関係性があるので、サイクル型などが相性が良さそうです。

なおヒントはあくまでも図解の一例で「正解」はないので、他の表現にもぜひ挑戦してみてくださいね!


【みんなの図解】(8/18追加)

今回はあすず@手描きイラスト図解さんと、こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさんにご参加いただきました。ありがとうございます!(元noteのリンクは記事末にあります)


あすず@手描きイラスト図解さん

イラスト図解を投稿されているあすずさんは、特殊型の図解を投稿してくださいました。

「「目指す方向(ビジョン)が一緒ではなくても、心が重なり合う部分がある。だから、相手の存在が励みになって、より成長していける。これこそが、本当の「切磋琢磨」のような気がしている。」ということを表現されたとのこと。

お互いが重なりつつ、それぞれの道を目指しているのが伝わる、すてきな図解ですね。特に上向きの伸びやかな図解が前向きさを感じます。

コーチングの本にあった図解の構図を取り入れたとのことです。いいものをどんどん取り入れていく姿勢は見習いたいですね。

また私は切磋琢磨というと同じくらいの実力で競い合う、というイメージがあったのですが、あすずさんのnoteを読んで、必ずしも実力が同じではなくても切磋琢磨は成立しうるのかもな、と思いました。まだ読んでいない方はぜひnote本文の方も読んでみてくださいね。


こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさん

悩み・課題の見える化ができる図解セッションをされているこばこ | 悩みを見える化 図解セッションさんは、グラフ型と特殊型の図解を投稿してくださいました。

1枚目のグラフ型は「お互いに影響を受けながら上に進んでいく様子をシンプルに線グラフで表しました。」、2枚目は「始めは同じ目標に向かって少しづつ進み始めたところ。2人が成長している過程を大きさを変えることで表現しました。最終的にお互い大きくなり、いい笑顔になっています。2人の距離も近くなりました。」とのこと。

2枚目のイラスト的な表現が、実力アップだけでなく、表情と距離感も変化していくというのが受け手の感情に訴えかける、すてきな図解だと感じました。

以前のみんこずでの他の方の表現に刺激を受けてのチャレンジとのことで、主催者としてもうれしいです。

グラフ型の方も、矢印を使った表現は私は思いつかなかったので興味深かったです。


山田太郎

今回は8種類の表現をしてみました。

サイクル型1,2

1枚目は自分とライバルが互いに刺激しあい、成長していくことをシンプルなサイクル型で表現したもの(今回のヒントはこれを念頭に作っています)。

2枚目は時間軸を取り入れて「子供の頃からのライバルが、おとなになっても切磋琢磨を続けている」というストーリーを盛り込みました。

なお「お互いの成長」という要素を上向きの矢印などで盛り込むことも検討しましたが、ごちゃついてしまうこととサイクル型はそれ自体が「循環による向上」という意味合いを含むので、シンプルにまとめました。

今回のヒントはこのサイクル型を念頭に作りました

グラフ型1,2

横軸に時間縦軸に実力をとってグラフにしたもの。

いずれも「2本のグラフの比較」ですが、一枚目は「自分視点でライバルがいる場合といない場合を比較」したもので、二枚目は「自分とライバルが時には勝ち時には負けながら競い合いながら実力を伸ばす様子」を表現したものというように、切り口が異なります。

特殊型1~3

1枚目はおたがいに反発しながら実力を高め、また相手を認めていく様子を階段状の図解で表現したもの(こばこさんの図解と似たテイストですね)。

2枚目は二人の間に上向きサイクルを置き、実力の向上を表現したもの(構図がやや特殊なのでサイクル型ではなく特殊型としてカウント)。

3つ目は実力を図形の面積で表現し、競い合うことで1次元的(横向き)の成長から2次元的(縦向き×横向き)の成長に成長の次元が変わる、ということを表現したもの。

いずれも私の解釈も結構入っていますが、描いていて楽しい図解でした。

ベン図型

「競い合っての成長」を重なりとしてベン図で表現したもの。切磋琢磨のことわざの趣旨を汲み、いつものベン図よりも重なり部分を大きくしています。

今回描いた8枚の中では、グラフ型2(抜きつ抜かれつのグラフ)と特殊型1(競い合いながら実力を高め、相手を認めていく)がお気に入りです。


今回のことわざ図解の分布

今回のお題「切磋琢磨」の図解は人数、枚数ともに特殊型が1番多く、2番目はグラフ型という結果でした。

あくまでもただの分布であり、どれが「正解」というわけではありません


図解まとめ(再掲)

あすず@手描きイラスト図解さん
こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさん1~2
山田太郎1~8


あとがき

今回は、パリオリンピックにちなんで「切磋琢磨」をお題にとりあげました。

実は私自身は他の人と競い合うのが苦手で、他人を意識するとかえってパフォーマンスが落ちるタイプです。

ただ、今回参加してくださったあすずさんやこばこさんの図解を見て、「競い合う」というより「併走」というニュアンスの「切磋琢磨」もアリ、と気付き、視野が広がりました。

ここで言う「併走」は最終的な目標(ゴール)は違っても、ある期間に同じ道を走っていることを含みます

あすずさんがnoteに書かれている通り、noteのつながりも併走という意味での「切磋琢磨」ですし、さらに言えば同じ時代に生きていること自体も併走型の切磋琢磨なのかもしれませんね。

今回も学びの多いことわざ図解でした。あすず@手描きイラスト図解さん、こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさんご参加いただきありがとうございました!


関連リンク(8/19追加)

今回ご参加くださった方々のnoteリンクです。それぞれのnoteには図解の背景や裏話なども書かれているので、ぜひ読んでみてくださいね。

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
主催者について→詳細プロフィール


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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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